🎬『追龍』ハリー・ウォン、ジェイソン・クワン監督/中国/128分/ミッドランドスクエアシネマにて
中国の潮州から仕事を求めて香港にやってきたホー(ドニー・イェン)は、ヤクザの喧嘩が起きると呼び集められて加勢して小遣いをもらっていたが、ある日、いつものように喧嘩をしていて警察に捕まってしまう。
警察署長のロック(アンディ・ラウ)は前から、ホーの身のこなしや機転のきく喧嘩のやり方を見ていたので、ホーを留置場から出してやった。
そんなきっかけで親しくなった2人だったが、ロックの後押しでホーは香港の黒社会にのし上がっていく。
1960年代の香港に実在した香港マフィアのボス、ン・シックホーと警察署長ルイ・ロックをモデルに、汚職が蔓延した警察と黒社会との関係を描き出している。
イップマンのドニー・ウォン、インファナル・アフェアのアンディ・ラウのお二人だから期待せずなんて無理な話。公開初日の2回目で観賞したがお客様は25人ほど。中年女性のお一人さまが多い。
でも期待したほどではなかった。非常に残念。お二人の若さは求めても無理は承知だが、アンディは立ち居振舞いは抜群だが、声に衰えがあり、一方のドニー・イェンはお声は◎だが若き日の髪型やメイキャップに不満。
良かった点は撮影。上からの街の撮影や低空を飛行機が飛ぶ様子が3回ほど出たが、実際にもあの低さで飛行機が飛ぶことを教えてもらっていたので、迫力を身をもって感じることができた。
2020年07月25日
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