🎬『透明人間』リー・ワネル監督、脚本/アメリカ/122分/名古屋109シネマズにて
若妻セシリア(エリザベス・モス)は、有名科学者である夫エイドリアンの威圧的支配に疲れ切って、人気のない広大な屋敷から計画的に逃げ出したが、その後、悲観したエイドリアンは自殺したことを知った。
そこにエイドリアンの弟が遺産相続の話を持ってきたが、エイドリアンを知り尽くしたセシリアは彼の死も財産相続も心から信じることが出来なかった。
その後、セシリアの周りで偶然とは思えない不思議なことが起こりはじめて……。
ひと月まえに予告を見て早く観たいと思っていた。そこに試写の通知を受けて喜んでいたら、日にちを間違えて気づいた時は終わっていた。
そして今日、待ちに待った初日初回に109シネマズに行った。お客様は20名ほど。平日午前中なら多い人数。
さて、映画は「サスペンス、ホラー」好きなら絶対見のがせない作品。
気に入ったのは主演のエリザベス・モス。ミッキー好みの女優さんではないが、だんだんと魅了された。そして音楽がよかった。邪魔にならない程度に恐怖、驚愕を予感させてくれた。
ただ一つ欲を言うなら、節目節目に上空から街を俯瞰するシーンが4回ほどあったが、あと2、3秒長ければ、と残念でならない。あのようなシーンは気分を冷静にする効力もあるので重要だと思う。
でも2020年ミッキーのホラー作品部門ではベスト5以内には絶対に入る作品。
🎬『私がモテてどうすんだ』平沼紀久監督/90分/ミッドランドスクエアシネマにて
アニメキャラや高校のイケメン男子たちのボーイズラブを勝手に妄想してひとり楽しんでいる女子高生・芹沼花依(富田望生)は、大好きなアニメキャラが物語上で死んだことがショックで、1週間寝込んだせいで激ヤセ。
細身のスタイルと誰もが振り向く美女に変身(変身後:山口乃々華)した彼女に周りはびっくり。イケメン男子たちが4人も芹沼花依にアプローチしてきて……。
第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞し、2016年にテレビアニメ化もされた同名人気コミックを実写映画化。
初日の3時過ぎに観たが、女子高生たちが15人ほどで小さい声で笑ったり、ささやき合ったりしてすごく楽しんで見ていた。ミッキーも案外楽しめた。1週間寝込んであんなに痩せて美人になって……やっぱりアニメだなぁと思ったが、「また戻ってしまう」から悲しい。
この先はネタバレになるから書けないが高校生に人気があるはずだと思うストーリーだった。
2020年07月10日
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