『バーバー』ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督、脚本/アメリカ
妻の弟フランク(マイケル・バダルコ)が経営する床屋で働くエド(ビリー・ボブ・ソーントン)は無口な男(だが常にタバコを吸いながら…)で腕のよい理髪師。店主の義理の弟はひっきりなしに誰彼かまわずしゃべっている男だ。
エドの妻ドリス(フランシス・マクドーマンド!)はデパートの経理をしていて身綺麗にしている。弟とは違っておしゃべりではない。
子はいないが静かで平穏な生活が続くと思ったが、妻が上役デイヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)と浮気をしていることに気づいたエドは……。
これも2002年の公開時に見ていて、その後もう一度観た作品。3回目だが見終わってから「あ〜、そういえば白黒だったな」と気づいた。
偶然の出会いでクリーニング店オーナー募集の口車に乗って、その資金を妻の浮気相手に脅迫文を送って金をせしめたことから思いがけない方向に進むのだが、これはずっとミッキーのそばに置いて時々楽しみたい作品だ。
★コーエン兄弟の作品で2018年製作の『バスターのバラード』が見ていないのでNetflixで、早速視聴中。
2020年07月08日
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