🎬『MOTHER マザー』大森立嗣監督、脚本/126分/7月3日よりTOHOシネマズ日本橋他にて全国ロードショー公開。
シングルマザーの秋子(長澤まさみ)は、一人息子の周平(郡司翔)を連れて、実家を訪れていた。いつものように両親に金を借りに来たのだ。だが相手にされず追い返されてしまう。
あてがはずれた秋子は、ゲームセンターでホストの遼(阿部サダヲ)と出会う。二人はすぐに意気投合し秋子のアパートに即同居。秋子は生活保護費をパチンコで使い、幼い周平を学校にも通わせず、遼と出かけたまま何週間もアパートを空ける始末だった。
5年後、16歳になった周平(奥平大兼)のそばには、遼との間にできた妹・冬華(浅田芭路)がいた。相変わらず秋子はパチンコばかり。
そんな時、児童相談所の亜矢(夏帆)の働きで簡易宿泊所で生活がはじまり、亜矢から学ぶことの楽しさを教えられた周平だったが……。
昨日書いた『アングスト 不安』も実話だったが、日本のこの作品も実際にあった事件だ。こっちの方がうんと気分が悪い……、一体この母親は「いかに育ったか?」が一番知りたいところだ。
映画では孫に殺された祖父母は常識があるように描かれていた。
ミッキーが勝手に思い込んでいることだが、あそこまで異常に娘が成長するには「両親や家庭環境」に問題ありと思うが、その点がわからなかった。
それにあの少年の様子を見れば「学校に行ってない」は周りの他人にでもわかりそうなものだ。誰かが一歩踏み出して通報すれば「殺人者」にはならなかった。
これから世の中が新型コロナの影響もあって崩壊家族が多発する要素は十分考えられるが、特に子どもに関しては「見てみぬふり」はしていけない!と言われているように感じた。
★主演の長澤まさみは7月23日公開『コンフィデンスマンJP プリンセス編』はコメディ。そしてこの『MOTHER マザー』は異常な女を演じている。 ポスターを貼りたいが、目付きがゾッとするのでやめた。
2020年06月28日
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