今日から梅雨入り。映画館も再開しているので明日からの新作ラインナップで気持ちが浮き立っている。楽しみなのは『コリーニ事件』『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』『グッドボーイズ』『15年後のラブソング』『アドリフト 41間の漂流』等々。1日で3〜4本見るのは2ヶ月ぶり。 梅雨入りニュースなんかぶっ飛んでしまうくらい気分は上々だ。
🎬『今宵、212号室で』クリストフ・オノレ監督/フランス、ルクセンブルク、ベルギー/87分/6月19日よりBunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテ、6月26 日より名古屋伏見ミリオン他にて全国順次ロードショー公開
結婚して20年以上になるリシャールとマリア(バンジャマン・ビオレ&キアラ・マストロヤンニ)ある日、浮気が夫にバレてしまって言い合いの末にマリアは家出。
彼女はアパートの真向かいにあるホテルの212号室へ。窓越しに夫の様子を眺めるマリアのもとに20年前の姿をした夫(ヴァンサン・ラコスト)が現れ、さらには元カレたちや夫の初恋相手のピアノ教師(カミーユ・コッタン)までやってきて…。
映画の始まりから社交的な奥様の浮気がばれてしまい、旦那さまは怒っているが、奥様は平然としてる。「だってこのところ私たち兄妹みたいじゃないの」と浮気して半分以上当然というように堂々としてる。「あなただって浮気ぐらいしたでしょ?」と言っても「僕は結婚してから一回もない!」と言われてしまい、こんな勢いで別れるなどろくな話にならないと荷物をまとめて奥様は家出。
でも行ったのはおむかえのホテル……。道をはさんでしょげかえった夫を見ている奥様。ここまでは子はいないが普通の中年夫婦の喧嘩だが、なんとこれからが一気にファンタジーに。
「ちょっと旦那さまのことも考えてあげなよ」とイケメンが突然ホテルに。よく見ると知りあったばかりの若い旦那さま。2人は以前の情熱がよみがえって……。
その頃お向かいのアパートに、旦那さまの初恋のお相手のピアノの先生が突然自宅に訪ねてくる。奥様がどこかに家出してしょげているところに初恋のピアノ先生。ちょっとお歳をめしていらっしゃるのが難だが20年前の方だから仕方あるまい。
これはファンタジーと思いながらもどう展開していくのか、と「おフランスの斬新なファンタジー映画」を楽しんだ。
★ バンジャマン・ビオレ&キアラ・マストロヤンニは元ご夫婦❗️
★6月5日公開『アンティークの祝祭』ではカトリーヌ・ドヌーブさんとキアラ・マストロヤンニの母娘共演❗️
★アパートのお向かえがホテル。その横あたりにcinema 7という映画館。7つポスターがかかっていたが読めなかった。フランスに行ってこのホテルに泊まってすぐの映画館に行ってみたい。
2020年06月11日
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