下の娘が昨日東京におそるおそる帰った。名古屋に約2ヶ月間一緒に暮らした。ちょっとした口喧嘩も数回したけど、ミッキーらしくもなく三度の食事のうち二食は手抜きしなかったし、散歩も約一万歩して、おかげで体は体重も増えずにまあまあ健康に過ごせた。
娘のことはよく分かっているつもりだったが、意外と神経質で気が小さく用心深いことに気がついた。まあこんな時期だから仕方ないとは言えるが、そんな日々も終わってみるとちょっと寂しい……。ミッキーの辞書には寂しいの文字はない!と思っていたがすごく寂しいわけではないけど、寄る年波には勝てないなと実感した。
DVD『THE ICEMAN 氷の処刑人』アリエル・ブロメン監督/アメリカ/106分
1946年。ニュージャージー州で生まれ育ったポーランド系の男性リチャード・ククリンスキー(マイケル・シャノン)は、美しい女性デボラ(ウィノナ・ライダー)と結婚。子どもにも恵まれた。
彼は、家族には内緒でマフィア組織のポルノ製造工場で働いていたが、度胸の良さを見込まれてもっと稼ぎの多い「殺し屋」として働き始めた。
そんな彼は高級住宅街にマイホームを建て、幸せな生活を手に入れた。職業は為替ディーラーと言って、2人の娘はカトリック系の学校に通わせていた。
そんなある日、ある男の殺害を指示されるが、目撃された少女を逃がしたことから「殺し屋」をクビになってしまい……。
改めてDVDでみた。この殺し屋が異様なほど妻と娘を愛して、裏では冷酷な殺人を黙々と重ねる。一般の人?がサイコパスで100人なら驚くが、殺人請負人なら20年間で100人は多いか?と思ってしまう。
マイケル・シャノンが主役だから、凄みは100パーセント。家族に向ける優しいお顔も慈愛100パーセント。だからとっつかまった時は「悲しく」なってしまった。
2020年06月03日
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