6月5日『ハリエット』『罪と女王』『ポップスター』『ANNAアナ』『アンティークの祝祭』
6月12日『その手に触れるまで』『ライブレポート』『グッド・ボーイズ』
6月19日『エジソンズ・ゲーム』『ペイン・アンド・グローリー』
6月26日『悪の偶像』『オーバー・ザ・リミット』『ワイルド・ローズ』 まだまだ公開決定が続出するはず。
今日は『ポップスター』を。
🎬『ポップスター』ブラディ・コーベット監督、脚本/アメリカ/110分/6月5日公開
ハイスクールでクラスメイトによる銃の乱射事件が起きた。それによって命をとりとめた14歳のセレステ(少女時代ラフィー・キャシディ、成人からナタリー・ポートマン)は、姉のエレノア(ステイシー・マーティン)と力をあわせて作った追悼の歌が大評判に。
それに目をつけたスカウトマン(ジュード・ロウ)によって一気にスターになったセレステ。
それから18年後、ドラッグ、アルコール、スキャンダルにまみれになったセレステだったが、再起をかけたカムバック・ツアーの初日に「18年前の事件」を模倣するような事件が起こり……。
ナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』は母娘の確執が色濃く描かれていたが、こちら『ポップスター』は姉妹の確執だ。姉は妹以上に才能があったが妹スターのお世話人、妹が娘を産むと母親がわり。
スターになったことないから「人気」がなくなる焦燥感はわからないが、一度スポットライトがあたったら最後、幸せより苦しみが多いのだろう。
姉と自分の娘が仲良くしているとムカムカ嫉妬するセレスタの気持ちもわかるが、そのムカムカ、イライラがなぜか見ているこちらにそのまま直にうつって来ているようで、居心地は良くなかった。
2020年06月02日
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