2020年05月27日

DVD『マイ・マザー』

一昨日と昨日、2日続けて娘と2人して散歩&食事に行った。どうも東京に帰るための予行練習の外歩きらしい。5000歩以内だが外の風を受けて清々しい気持ちになっているようだった。食べに入ったところは大きくて空いているのを確かめながらだが、やっぱりファミリーレストランになってしまった。

持ち帰りの人は時々いたが、食べに来る人はお一人さまがポツンポツン。これではファミレスでも儲けは少ないだろうと心配になってしまう。特に今はサービスで日頃より一品多かったり安かったりと至れり尽くせりだった。

そして今日、2人で皮から餃子作り。始めてにしては上出来⁈

DVD『マイ・マザー』グザヴィエ・ドラン監督/カナダ/100分/2009年

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ケベックで暮らす17歳の少年ユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)は母親と二人暮し。学校生活や友人関係はほかの若者たちと変わらないが、母親との関係に嫌気が差していた。

彼の小さい時はきっと甘えん坊だったはず。「ママ」と呼んで、いないと大声で「ママ!ママァ〜!」って家中を探すような子どもだったろう。
それが成長と共に「うるさい」存在になる・・・でもこれは世界共通だから珍しいことではない。そんな普遍的で、誰しもが一時期通過するであろう「親離れ」を「大嫌いと大好き」の大きなふり幅でスタイリッシュに描いていた。
 
私も二人の娘を育てたが、同じ体験(手作りを無理に着せたり、自分のセンスで洋服を買ったり)があった。彼のママだって特別異常な方でなかったのに・・・。
 
今、世界一映画界で才能があって、いい男(それも若い監督さん)ときたらグザヴィエ・ドラン監督だ!と思っている。
その彼が2009年に作った初長編作品。1989年生まれだから20歳の時の作品。2度目だがお見事としか言いようがない。

posted by ミッキー at 10:33| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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