2020年05月01日

公開延期の新作映画『ポルトガル、夏の終わり』

インド映画界の大スター、イルファン・カーンさんがお亡くなりになった。53歳だった。アカデミー賞作品賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』は有名。一番最近に見た『ヒンディー・ミディアム』で一人娘を名門小学校に入学させようと四方八方に手を尽くすパパ役が印象的だった。まだまだこれからの名優だったのに非常に残念でならない。

🎬『ポルトガル、夏の終わり』アイラ・サックス監督/フランス、ポルトガル/100分

ヨーロッパを代表する女優フランキー(イザベル・ユペール)は自らの死期を悟り、夏の終わりの休暇として家族や親友をポルトガルの避暑地シントラに呼び寄せる。自分の亡き後も愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを考えていたが……。

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自分の死期を知ってしまった映画。同じ死がテーマであるフランス映画の『アンティークの祝祭』では大女優カトリーヌ・ドヌーブさん。この『ポルトガル、夏の終わり』は人気ナンバーワンのイザベル・ユペールさんだ。

数年前のフランス映画祭でこのお二人がオープニングで顔を揃えたが拍手の鳴りようが違った。どっちが大きかったかわご想像におまかせする。

さて、このフランス、ポルトガル映画は主演はイザベル・ユペールさんだが、もうひとつの主演は「ポルトガルの避暑地シントラ」だ。きっと世界中からお金持ちたちがくる避暑地なんだろう。町並み、建物などが自然や人間の営みの中で長い年月に培われたと思われる景色に圧倒された。派手なところは一切ないのもいい。

話は「自分が死んであとにのこされた者」への心配だが、当然思うようになるわけがない……に決まっているのにいろいろ画策する。人間は愚かだ、といってしまいたいが、そこが人間のいとおしく愛すべき点だと思わせてくれる。

★日本人なら前夫と現在の夫を招くなどほぼないが、アメリカやヨーロッパ映画では(フランス映画なら特に)よくある話だ。


posted by ミッキー at 17:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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