2020年04月22日

DVD『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』

昨日、大阪姉から豆3種類送ってくれた。姉は病身だが義理兄が畑を借りて野菜、果物(イチゴやスイカ)を作っている。
グリンピース、さやえんどう、スナックえんどうの3種類、それと姉の文字で「豆に生きようね」と書いてあった。

早速、ネットで調べて豆ご飯を炊いた。豆ご飯は出来上がりをもらうばかりで作ったのは初めて。できばえは我ながら合格で美味しく頬張った。今朝はスナックえんどうをサラダに入れよう。

DVD『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』ラッセ・ハルストレム監督/アメリカ/116分/2011年

1970年代アメリカ、作家クリフォード・アーヴィング(リチャード・ギア)は自分の作品を出版社に売り込むがいつも没になっていた。そんなある日、彼は公式の場にまったく姿を見せない変わり者の大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつく。早速出版社にハワードの偽の依頼手紙を持ち込み周囲をだまし、親友のディック(アルフレッド・モリナ)と必死にリサーチを開始して……。


近所のDVD屋さんでリチャード・ギアさんのホームレスになってしまう『ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度』を探したが、これしかなかったので借りてみた。公開時にみているがこれももう一度見たかった。

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ホームレスのギア様も良かったけど、詐欺師もハラハラドキドキでよかった。

この徹底的に私生活、いや、写真すらもないハワード・ヒューズ。
誰もちゃんと知らないってところがミソだ。だから、いわゆる「彼のことなら僕、知っているよ。会ったこともあるよ」と自慢する人たちが、「この声は確かにヒューズの声だ」なんていうから、大新聞社も出版社も信じてしまう。


そして本が出来上がったところで、本物ヒューズさんが公式発表して差し止めをしている。

本を全部燃やしているシーンで、一冊ぐらい今もお宝としてのこってないのかしら?と思ったが、どうだろうか。


ギア様は嘘の上にまた嘘をついて、しまいには自分も信じこんでしまう役柄を茫洋とした表情で演じていた。ちょっと気の弱い感じだが、話すときは人の目をしっかり見据えているので、
80パーセント嘘?!とおもっていた人も段々パーセントが低くなる。


監督さんはご本人アーヴィングに会っていて「大変温厚な方だったが、心のうちは全くわからなかった」と語っていたのを思い出した。
posted by ミッキー at 06:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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