2010年、オーストラリア人ビジネスマンで起業家のゲリー・ライアンが自分のロードレースチームを作ろうと思い立った。チームの選手の人選は実力本位に偏らず、チームの輪がうまく行くような人選にも気を配っている。オーストラリア初のワールド世界ツアー出場レベルのロードレースチーム「グリーンエッジ」が誕生した。

オーストラリアのサイクリング・ロードレースチーム「グリーンエッジ」に密着したドキュメンタリー。こんなに素晴らしいドキュメンタリーなのにお客さんは3名。名古屋ではここだけ上映していた。
自転車レースの裏の仕事がこんなにあるとは思わなかった。それに何百台もの自転車が雪崩の如く猛スピードで走行するシーンをいろんな角度から映されていた。
このスピードで1人が転ぶと無惨な事故になる様子や、怪我で途中でリタイヤする無念な選手、自転車故障のためのメンテナンス部員の活躍も知ることができた。
それにやるときは命がけでやる、遊ぶときや仲間内の冗談話は徹底して楽しむ等の切り替えに、やはりオージーだなっと思う場面もあった。みんな娘婿エディにみえてきた。そういえばシドニーの家に高そうな自転車があったのを思い出しました。
★ 題名のマイヨジョーヌ とは、自転車ロードレースのツール・ド・フランスにおいて、個人総合成績1位の選手に与えられる黄色のシャツ。
