2020年03月19日

テレメンタリー2020「贖罪 〜オウム死刑囚 父の手記〜」

オウム真理教事件で刑が執行された井上嘉浩死刑囚。その父親は、地下鉄サリン事件が起きた1995年から死刑執行までの24年間、手記を綴ってきた。

嘉浩の生い立ち、逮捕された時の様子、死刑が言い渡された瞬間、電話で死刑執行を知らされたときの手記が舞踏家・田中泯氏のナレーションで語られた。

DVDに撮ってくれないかと頼まれたテレビドキュメンタリー。だが家には録画できないので断ったが、是非見たいと思い夜中テレビをつけた。30分に満たないものだったが父親の心情に言葉がなかった。

幼い時、父親が証人になり大きな借金ができたことで暗い家庭になり、母親がガス自殺(未遂)。それを発見した嘉浩、それからは母親のそばを離れなかった。オーム事件後はオームの家、飼い犬の柴犬のタローはオームのタローと呼ばれた。夫婦でなん回も面会に行った話など、ナレーションの深い響きのある声で、一層父親の贖罪の気持ちが伝わってきた。

これは長編ドキュメンタリーにしてほしいと思った。
posted by ミッキー at 05:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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