🎬『黒い司法 0%からの奇跡』デスティン・ダニエル・クレットン監督/アメリカ/137分/ミッドランドスクエアシネマにて
黒人への差別が強い1980年代のアメリカ・アラバマ州。犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルター(ジェイミー・フォックス)を助けるために弁護士資格を取って弁護士となったブライアン(マイケル・B・ジョーダン)は彼の無罪を信じてたたかうが、疑証や白人の陪審員ばかりで、やっと見つけて証人になって貰っても脅迫を受けてしまう。
冤罪の死刑囚たちのために奮闘する弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話。
この監督さんの『ショート・ターム』『ガラスの城の約束』は忘れられない作品だが『黒い司法〜』はそれら以上に記憶に突き刺さる作品だった。
この地には「アラバマ物語」の記念館があるところなのにそこに住む人々は旧態依然の考えの人ばかり。裁判の行方や死刑執行の場面も描かれていた。
★会場は広い部屋で15人ほどで人の間隔は7メートルは離れているので花粉症でくしゃみが出ても余り気にしなくてもよかった。
★アラバマは特に黒人差別のひどいところとは聞いていたが、アメリカをつい2年ほど前に旅行した友人が黒人ほどではないが日本人に対してもかなり差別的だよ、と教えてくれたことを思いだした。
2020年03月05日
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