🎬『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』グザヴィエ・ドラン監督/カナダ、イギリス/123分/3月13日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開
2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳の若さで亡くなった。死因は自殺か事故か真相は謎に包まれていたが、その鍵を握っていたのは11歳の少年ルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブレイ)だった。
10年後、新進俳優として注目される存在となっていたルパート(ベン・シュネッツァー)は、ジョンと交わしていた100通以上の手紙を1冊の本「若き俳優への手紙」と題して出版。
さらに、著名なジャーナリストの取材を受け、すべてを明らかにするとインタビューを受ける。
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『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』『Mommy マミー』『たかが世界の終わり』のグザヴィエ・ドラン監督さん。
新作はドランが幼いころに憧れていたレオナルド・ディカプリオに手紙を送ったという経験から着想を得た作品。(もちろん返事も文通のなかった)
インタビューを受けなから10年前を振り返りながら映画が進んでいくが、始めはちょっとわかりにくい点があったが、それもすぐ慣れてきた。やはり少年と母親(ナタリー・ポートマン)の関係が微妙で、ドラン監督の一蓮の作品に通じるものだった。
★ 子ども時代のルバートを演じるのは『ルーム』の天才子役のジェイコブ・トレンブレイ。
人気俳優のマネージャーにキャシー・ベイツさん、彼女は『リチャード・ジュエル』では優しいお母さん、しかしここでは悪い噂の人気俳優ときっぱり縁を切るマネージャーを演じている。どちらもアカデミー賞助演女優賞レベル以上!
2020年02月27日
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