1995年8月、無神論を啓発するNPO団体「American Athists」の代表であるマデリン・マリー・オヘア(メリッサ・レオ)は、ある日、元部下のデヴィッド(ジョシュ・ルーカス)とその仲間に息子と孫娘と共に誘拐されてしまう。
デヴィッドはマデリンが隠し持っていた賛同者からの寄付金100万ドルを要求するが、他国の銀行に預けているために一回におろす金額などの規定があってなかなか誘拐犯の手には届かなかった。
誘拐されてからすぐにマデリンの部下•ロイが異変に気付き警察に通報する。だが誘拐されたのはアメリカで最も嫌われている女性・マデリン・マリー・オヘアであることを知ると、宣伝のためではないかと疑われて、捜査はしてくれなかった。

Netflixのドキュメンタリー「殺人鬼との対談 テッド・バンディの場合」を探しても出てこないので、この作品にした。時間が手頃だったし事実のストーリーだったから選んだ。
憎たらしいほど理論整然で皮肉なユーモアでやり返してご満悦なオバさん。ふたりの男の子を自分の主義を押し付けながらも愛情深く育てている。
彼女は特異な存在をウリにして全米で有名になっていく様子を、実際のニュース番組やトークショーで見せてくれた。
でもこの誘拐は思いもかけない結果になって……。