2019年11月27日

第20回東京フィルメックス映画祭(3)『水の影』『熱帯雨』

🎬『水の影』サナル・クマール・シャシダラン監督/インド/120分/2019年

女子学生のジャナキは親に内緒でボーイフレンドとドライブに出かけた。だがボーイフレンドだけではなく、彼のボスの運転する車で行くことになった。

雨降りの上に霧もかかりジャナキはボスの薄汚い様子に不安を感じるが、街に着いて大型商業施設でショーを見たりボーイフレンドに洋服を買ってもらったりしているうちに笑顔も戻ってきた。だが別行動していたボスと携帯で連絡がつかないために今日中には帰れない時間になってしまった。

バスで帰ると泣きわめくジャナキだったが、ボスの大声で威嚇する命令に背けず、仕方なく3人はモーテルに泊まることにしたが、ジャナキにとって恐怖の一夜の始まりだった。


なんだか悪い先行きばかり頭浮かんでしまったが、まさに嫌な予感的中。お金にすれば半額の700円でもノーサンキュー!

監督さんはこれは実際に起こったレイプ事件(女の子がボーイフレンドとドライブ?に行きボーイフレンドの友人40人にレイプされた)にインスパイアされたらしいが、汚ならしい男、軽い考えの若者、世間知らずの女子高生のどの配役にも共感できなかった。

🎬『熱帯雨』アンソニー・チェン監督/シンガポール、台湾/103分/2019年

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マレーシアで生まれてシンガポールの男子高校で中国語を教えている女教師リンは投資家の夫と結婚して8年になるが子どもができなかった。数年前から不妊治療をしているが、最近夫は協力的ではない。

高級なマンションに住んでいるが車椅子の義父も同居。学校勤務時は家政婦さんに来てもらい、帰ったらリンが優しく世話していた。

そんなある日、中国語の点数の悪い生徒を週に一回残して補習することになり、その中にウェイルンという名前の男の子がいて、サボる子が多い中で彼だけが一生懸命勉強してくれた。彼とは教室内で話すことが多くなり次第に教師生徒の関係ながらも親しくなって……。


『イロイロ ぬくもりの記憶』の監督さんだ。この作品は2013年のフィルメックス映画祭で観客賞を受賞した。カンヌ映画祭でもカメラ・ドール(最優秀新人監督賞)を受賞している。そして、2019 年、待ちに待った新作。ミッキーとしては前作が好みだが監督の巧みはたっぷり。

それも出ている俳優さんが『イロイロ〜』のお母様・ヨー・ヤンヤンと家政婦さんになついちゃうヤンチャ息子コー・ジアルーだった。まあ、今回は先生生徒の、おっと、これは公開必至と思うのでここまで。

★コー・ジアルーの中国武術シーン、ドリアンを美味しそうに食べるシーンだけで映画代の半分以上は元が取れる!
posted by ミッキー at 20:45| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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