2019年09月17日

アジアフォーカス・福岡国際映画祭(1)『自由行』

乗り慣れない新幹線で博多に着いた。晴天で気持ちのよい風が吹いている。去年は大阪乗り換えの深夜バスで福岡に来たが、ちょっと体力減少ぎみなので新幹線🚄にした。たった4時間で会場のキャナルシティ博多内の「ユナイテッド・シネマ」に着く。

あっ、映画会場の前に気に入って通いつめているうどん屋で「ゴボウ天うどん」380円を食べた。

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会場ロビーでは、顔なじみになった映友さんたちと1年ぶりの再会を喜びあったが体調を崩されて今年は参加なさらない方も数人いらっしてちょっと寂しい。

🎬『自由行』イン・リャン監督/台湾、香港、シンガポール、マレーシア/107分/九州初公開

女性監督のヤン(ゴン・チュウ)は5年前に製作した映画が反政府的といわれ、中国を追われて香港で夫(ピート・テオ)と幼い息子の3人で暮らしている。

その映画が台湾・高雄の映画祭で上映されることになってヤンは招待され、ヤンの夫は中国四川で独り暮らしをしているヤンの母(ナイ・アン)に連絡して台湾で会えるよう計画をたてた。母は貸し切りバスの団体旅行、ヤン一家3人はタクシーで個人旅行「自由行」で団体旅行と同じコースをたどるが……。


静かな作品で疲れぎみの体では居眠りなしで観続けられるか心配だった。

監督ご自身の経験に基づく話で、国からの圧力、映画作りに協力してくれた行方不明の仲間の心配、異国で暮らす不安などが静かな画面の中からミステリー要素を含みながら展開していた。

5年ぶりに会う年老いた母とは、常に幼い息子(母にとって孫)共々スカイプで話しているが、それでも娘に心配かけまいと隠していたいくつかのことでお互いの気持ちがギクシャクする様子も描かれていた。

今、香港、中国の問題でゆれる現状に思いを馳せながら見入った作品だった。これはフィルメックス映画祭で初上映された作品。カメラマンは大滝竜治さん。
posted by ミッキー at 05:31| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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