『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』から2年、佐古監督が新たに『米軍(アメリカ)が最も恐れた男カメジロー 不屈の生涯』を制作された。今日の夕方、来名なさった監督さんに合同インタビューできることになったので、前作をもう一度観ようと、昨日名演小劇場に出かけた。
🎬『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』佐古忠彦監督/107分
第二次大戦後、米軍統治下の沖縄でただ一人、米軍のやり方に対して「NO」と叫んだ沖縄のヒーロー・瀬長亀次郎。演説会を開けばいつも何万と人を集めた。彼を恐れた米軍は、いろんな策を仕掛けるが、民衆に支えられながら闘い続けた政治家・亀次郎。周りにいて応援した方々や家族の証言を通して亀次郎の生涯を写し撮っている。
改めて「沖縄」を思った。当時の「沖縄」と、変わっていない「今」が見え隠れしながら迫ってくる。そんな中でのカメジローの行動が、まるで沖縄を救う神のように感じた。
カメジローの演説会を追っかけのように聞きまわった高校生、内偵するために演説会場に行ってその語りかける言葉に感動した警官……。
皆から慕われる魅力あるカメジローは、アメリカ軍にとって目障り、耳障りであったがために刑務所に1年半入れられたが、出てくる時の送り出す刑務官までが「笑顔」だったのが忘れられない。
日本本土は沖縄を捨て石にした事実を絶対に忘れてはならない「史実」。心にしっかり留めなければならないと思った。
★街にでると「どまつり?」で大賑わい。平和でなければ祭りはできないが、ミッキーには、この「異様」なはしゃぎようにげんなりした。
★新作とインタビューは明日アップの予定。
2019年08月26日
この記事へのコメント
コメントを書く