元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は、政府から協力要請を受ける。
その内容は肉体を改造したテロ組織のリーダー・ブリクストン(イドリス・エルバ)に襲われて行方不明になっているMI6エージェントのハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護するというものだった。
ハッティは人類の半分を死滅させるウイルス兵器の回収と彼女を保護するために、二人は渋々組むことにする。
完成披露試写会 ミッドランドスクエア シネマ 2D字幕上映で観せてもらった。画面いっぱいに繰り広げるアクションで息つくヒマもないほど。
2人は双方とも口が悪く「お前の声を聞くとムシズが走る」「お前の顔を見るだけで気分が悪くなる」など遠慮なし。
とびっきりソリが合わない二人が世界を救えるか? この夏、スカッとしたい方は是非とも劇場に。
⭐️街中をすごい勢いで暴走したり破壊したりするが、道歩く人が「おっと、大変」と車を避けるのは3回ぐらい。そのもっと隅っこを見ると普通に歩いている人もいた。こんな騒ぎなのにビルの窓から驚いて覗いている人などは皆無。遠くで普通に歩いてる人は消して、窓から恐々と様子見している画像を入れるくらいはできそうなのに……。
🎬『世界の涯ての鼓動』ヴィム・ヴェンダース監督/イギリス/112分
女(アリシア・ヴィキャンデル)は、水道工事請負人としてケニアに行くと言って出かけた男(ジェームズ・マカヴォイ)からの電話がないので心配していた。
彼ら2人ダニーとジェームズはつい1ヶ月前にノルマンディーの海辺にあるホテルで偶然に出会い、わずか5日間で情熱的な恋におちた。別れ際になって、互いに生涯の相手と気付く。
しかし、生物数学者として生きているダニーには、グリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査があった。一方のジェームズは、MI-6の諜報員で南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていて……。
海辺のホテルの佇まい、ロマンチックな出会い、そして過酷な現実、と、この作品は思いがけない展開をする。男はもちろんだが女も命懸けの深海探索だ。
⭐️マカヴォイさんのお相手の女優さんが知的な美人さん。『エクス・マキナ』の女性人型ロボットのエヴァさんだ。