2019年07月29日

実らない恋だからこそ「永遠」に息づく 8月2日公開『あなたの名前を呼べたなら』

🎬『あなたの名前を呼べたなら』ロヘナ・ゲラ監督、脚本、製作/インド、フランス/99分/8月2日よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー公開

経済発展著しいインドのムンバイ。農村出身のメイド・ラトナ(ティロタマ・ショーム)は19歳の時に結婚。だが夫の病死で結婚生活は4ヶ月で終わり、婚家先の口減らしのためにムンバイに働きに来ていた。将来の夢はファッションデザイナーだ。

そんな彼女が住み込みのメイドで働く家は建設会社の御曹司アシュヴィン(ヴィヴェーク・ゴーンバル)の新婚家庭のはずだったが、結婚直前に婚約者の浮気が発覚し破談。

いく部屋もある高級マンションで暮らす傷心のアシュヴィンのお世話をしながらラトナは働いていた。

そんなある日、彼女はアシュヴィンに勇気を出して「お昼の時間だけ仕立て屋に手伝いに行きたい」と申し出た……。

image.jpg

2018年カンヌ国際映画祭批評家週間「GAN基金賞」受賞作。カンヌも注目するインドの女性監督ロヘナ・ゲラ長編デビュー作品。

カースト制やお金持ち、貧乏の差別が大きい国インド。それに一度嫁いだら婚家に従う、未亡人なれば一生結婚できないなど映画で見聞きしている。

そんな境遇の中でも洋服屋を経営したいという願いを捨てずに、仕立て屋に見習いに入ったり(掃除ばかりさせられていた)、布地市場に行ったり、ウィンドウをのぞいたり(高級な洋服店には入ることもできない)して自分のセンスを磨いていっている懸命な女性だ。

「身分違い」という言葉も日本では「死語」になっているが、いただいた映画資料には驚くことが記してあった。

「ジェンダーギャップ指数 2018」によると(世界経済フォーラム(WEF)による男女格差の度合い)調査対象となった149カ国のうち、日本は110位でインドは108位……どう考えても納得いかないが、インドとはまた違う場面で男女差別があるのかと考え込んでしまった。
posted by ミッキー at 23:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: