🎬『チャイルド・プレイ』ラース・クレヴバーグ監督/アメリカ/90分/7月19日よりTOHOシネマズ日本橋他にて全国ロードショー公開
引っ越したばかりで友だちのいない少年アンディ(ガブリエル・ベイトマン)は、誕生日に母親カレン(オーブリー・プラザ)から「バディ人形」をプレゼントされる。
それは最先端テクノロジー企業・カスラン社の新商品で、音声認識センサーや高解像度画像認識機能などを備え、スマートフォンアプリと連携して操作可能な超高性能AI人形だった。
我が家にやってきた人形に「チャッキー」(声:マーク・ハミル)と名前を付けて、一緒に暮らし始めたアンディだったが、やがて彼の周りで異変が起きて……。
世界中で大ヒットを記録したホラー・シリーズ『チャイルド・プレイ』を『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のプロデューサーが現代風にアレンジして映画化。
面白かった! ホラー度は70度。
お人形チャッキーには罪がない。人間の思惑や悪意でそういう人形なってしまった。チャッキーは一途にアンディ少年に気に入られようと「悪いこと」をする。チャッキーの顔と声の出演マーク・ハミルが一体化していて言うことなしだ。こんなに納得しながらホラー映画を観たのは久しぶりだ。
🎬『ポラロイド』ラース・クレヴバーグ監督/アメリカ/88分/7月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国ロードショー公開
ある日、女子高生バード(キャサリン・プレスコット)は、アンティークショップでバイトをしていた。そのバイト仲間の青年タイラーから、40年前のポラロイドカメラの名機「SXー70」をもらった。カメラ好きのバードは 喜んで、すぐにタイラーを試し撮りして見た。
その晩、あまり気が進まないパーティに参加する時にポラロイドを持って行こうとしたが、バイト先で撮ったタイラーの写真に人影のようなものが写っていて気になったが、そのままカバンに入れて、パーティに行った。
バードの友人たちもシャッターを押せば写真が出てくるポラロイドカメラに夢中になり、楽しい思い出の瞬間を撮り始めた。
そこに警官がバイト先のタイラーが変死したと言い、バードにその時の様子を聞きに来たのだ。驚いた彼女は家に帰って写真を見ると不思議な影は消えていた。その後も撮影された友人たちが次々と謎の死を遂げて……。
ホラー度は35度。怖いの苦手な人もOKだと思う。
ポラロイドを使ったことはないが昔は相当流行った。撮ってもらうとポラロイド独特の音が出るが、この作品ではその音が意識的に多用していて、あ、こういう音だったと思い出した。
⭐️最初の部分が40年前の出来事が映るので遅刻なさらないでご覧いただきたい。有名な俳優さんは出ていないし、あまりお金はかかっていない作りだが、脚本がしっかりしているのと、女の子のお目々がとってもキラキラしていたので、最後まで飽きずに観られた。