2019年07月01日

熱海国際映画祭2019(3)字幕なしでドキュメンタリー2作品『The Godfathers of Hardcore 』『THE HIDDEN LAND: BACK TO NO MAN’S LAND IN NORTHERN TIBET 』

強風のために電車が遅れて1作品目が途中からになった。受付にはどなたもいなかったので上映会場に入って画面を見たら字幕が出ていなかった。終わってから1日券を受付に持って行ったら後の2作品も字幕なしと聞いて驚く。半額返金となった。

3日目の今日の3作品は始めから字幕なしでやると決めていたのだろう。それを書いてしまえば誰もこないので書かなかったのでは、と勘ぐったが……もう、来てしまったから仕方なく2作品を観た。観客は数名。

だが

🎬『The Godfathers of Hardcore』イアン・マクファーランド監督/アメリカ/95分/2017年

ニューヨーク・ハードコアのバンド「アグノスティック・フロント」のボーカル・ロジャー・ミレットとギターリスト・ヴィニー・スティグマのドキュメンタリー。

と言ってもミッキーは聴いたこともお名前も知らない方々。見た目はボーカルの方はおとなしめで、ギタリストさんは全身にタトーで乱暴そうで怖い感じ。

でも観ていくうちに両方とも家族想いで、ギタリストさんは人当たりがとってもいい。ご近所さんとも仲良しで気軽にヤァヤァとやっている。一方のボーカルさんは1人だけで物思いにふけっている映像が結構あった。

他のメンバーたちと演奏する場面は想像絶するやかましさ?!で好みとは正反対だがファンは熱狂していた。映像で見る限りでは相当有名だ。字幕がなくてもこれはイケる。

興味をそそったのはニューヨークでも最も危険なところがしっかり映っていて目を見張った。想像以上の劣悪環境だった。

彼ら2人の日常生活からライブ、昔の思い出、その時代の写真などで作られていたドキュメンタリー。これはファンのためにも字幕を付けて公開してほしい。(調べて見たら彼らは去年来日していた。この手の音楽には疎いので間違いがあったら、許してほしい)

🎬『The Hidden Land: Back To No Man's Land In Northern Tibet 』ユ・カイ、ジジュン・ラオ監督/中国/82分/2018年

英語だって3割も理解できないのに中国語はからっきしダメだ。英語字幕も出ていない。映像だけが頼りだ。題名でノーマンズランドとあるからチベットの中でも人がいない、住めないところに監督さんは初のドキュメンタリーを作るがために、機材や寝泊まりするテントなどを20台ほどの車列でやって来る。

重要な人が身体が弱く自分で注射を打ったり酸素吸入をしていた。若者も高地のせいで(きっと富士山レベル?)元気がなくなっている人もいた。

目的地に着くまでにいくども車がスリップしたり、ぬかるみから動けなくなったりと大変な行程だった。

いざ目的地についた時は、意外にも目にしたものは氷でできた台地のようなところ。ここが人が住めないところかと少し拍子抜けしたが、ここは富士山以上の高地のはずだ。

ここから10人くらいが列をなしてこの氷河台地を登っていくが、大音響と共に画面が暗くなる……氷河なだれか。

あとから中継地で棺のようなものを運んでいたのでお亡くなりになったと思うが、中継地では人が泣いている場面はなく書いていることが間違いかもしれない。だが、字幕なしでも自然界の猛々しさ、人が何しようと寄せ付けない神秘性を、このドキュメンタリーで味わうことができた。

⭐️この日のドキュメンタリー2つはちゃんと字幕で上映されれば、グランプリのレベルに達しているはず。明るくなって後ろを振り返るとミッキー入れて5人だった。
posted by ミッキー at 02:03| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: