2019年06月25日

東京試写と映画三昧(1)上映中『カスリコ』 試写『熱帯魚』試写『サマー・オブ・84』少しずつ

昨日は試写の前に渋谷ユーロスペースで『カスリコ』を観た。題名からしてメキシコ映画か?と思ったが日本映画だった。それも高知の賭博に関わる男たちの映画で朝一番の上映に行った。

🎬『カスリコ』高瀬将嗣監督/114分/ユーロスペースにて

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昭和40年代の土佐。高知一の料理人と呼ばれた岡田吾一(石橋保)は、博打にのめり込んで、自分の料理屋を手放す羽目になり、妻子を実家に帰して途方に暮れていた。そんな吾一にヤクザの親分・荒木五郎(宅麻伸)がなぜか気に留めてくれて、カスリコの仕事を世話してくれた。今まで賭場で上客だった吾一は、使いっ走りの仕事カスリコをするために、再び元いた場所に戻ったが……。

カスリコとは賭場で客の世話や使い走りをして、ご祝儀を貰うだけの下働きだ。博打打ちからも一目置かれていた上客からカスリコになった吾一は、いつか店を再建して妻子も呼び戻してとプライドを捨てて働く日常から、賭博映画にはあまり見ることのない下働きの仕事、符丁、しきたりなどを高知の方言で見せてくれた。

⭐️愛知では名古屋シネマスコーレで6月29日公開

🎬『熱帯魚』チェン・ユーシュン監督/台湾/108分/1995年/デジタルリストア版/2019年8月公開

台北。統一入学試験を間近に控えた中学生ツーチャン(リン・ジャーホン)は夢見がちな少年。深夜ラジオに投稿したり、いつもバス停で会う女の子(ファン・シャオファン)にラヴレターを書いてみたりして、空想して幸せな日々を送っていた。

そんなある日、ゲームセンターで親友のウェイリー(リャン・ティンユァン)と煙草を吸っていたところを、刑事(チェン・ムーイー)に見つかりあやしげな訊問を受ける。

その時はいくつか質問されただけで見逃してくれたが、翌日テレビニュースでその男が連れ歩いていた少年タウナン(シー・チンルン)が誘拐されたと報じていた。それから間もなく、ツーチャンはその男の手下を見つけて、そのトラックの荷台に乗り込む。

元刑事が金に困って金持ちの子を誘拐しようと企むが一向に親元に電話が通じないという犯罪喜劇。最後のオチも、最後のシーンで熱帯魚が「空中を回遊する」映像も郷愁があって、切なさの中に温かい気持ちになれた。

🎬『サマー・オブ・84』フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル監督/カナダ/106分/8月3日公開

アメリカの郊外に暮らす推理小説好きな少年デイビー(グラハム・バーチャー)は、お向かいの家に住んでいる警官マッキーを近隣で起こっている少年ばかり誘拐する犯人ではないかと直感して、親友たち3人を仲間に調査を開始するが……。

監視カメラ、携帯もない1984年(連絡は家の電話、トランシーバー)。今では到底考えられない。

4人の少年たちが良かったし、セックスの興味も半端なく盛り上がっていた。

しかし終盤は「生煮え」。デイビー少年のためにも白黒はっきりしてほしかった。
posted by ミッキー at 09:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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