2019年04月23日

感想をいただきました ゴールデンウイークにオススメのアニメ映画【前編】by ねんねこ 『オネアミスの翼 王立宇宙軍』『ベルヴィル・ランデブー』

「みなさんこんにちは!ねんねこ、映画三昧に平成最後の登場です!」…みたいに、世はすっかり ゙令和フィーバー″。「平成」の時と違い、生前退位による改元ですから、このお祭り騒ぎも一概に悪いとは思いませんが、新元号制定に当たった首相や、額を掲げて発表しただけの官房長官を、新時代の立役者のように徒に持ち上げたりする風潮はちょっと考えねばなりません。彼らに乗せられてはいけません!

おっと!政治的発言をする場ではなかった。アカデミー賞授賞式のようになるところでした。映画のハナシをしなければ…

打って変わって楽しい楽しいアニメ映画のご紹介です!?今回も、こどもの日を含むG.W.に相応しい映画のオススメということで、数年前は「子供が主人公の映画」をご紹介しましたが、同じテーマでってのもナンなんで「何がいいかな?」と考え…なんと!アニメーションに決まりました!

「なんと!」というのも…人気のアニメや漫画も一応観たり読んだりはしてみるねんねこですが、どうもほとんどの作品は実写映画・ドラマや小説のようにはハートにグッと来ない、どちらかと言えば不得手なジャンルのよう。しかしその一方、ハマるモノには徹底的にハマり、DVDやコミックスを全巻揃えたりしてしまうほど。

ということで、ねんねこの膨大な映画の抽斗の中から、そのようなお気に入りの稀少なアニメーション映画を引っ張り出してきました。ただし、「こどもの日もあるから」ってことで決めたテーマのわりには ゙大人こそグッとくる作品″寄りであることを予めお断りしておきます。

★『オネアミスの翼 王立宇宙軍』('87.原案・脚本・監督:山賀博之)
人類初の有人宇宙飛行をめざして設立された ゙王立宇宙軍″だったが、計画は失敗続き…。その宇宙軍にあって怠惰な日々を過ごしていた主人公シロツグは、はじめ興味本位から近づいた ゙神について語る少女″リイクニとの交流をきっかけに変わってゆき、宇宙飛行士に志願するのだが…。
なんといってもスタッフの顔ぶれが凄いんです。制作は、のちに『新世紀エヴァンゲリオン』を世に送り出すこととなるガイナックス。原案・脚本・監督はこれがデビュー作の山賀博之氏。キャラクター・デザインも『エヴァ』で知られる貞本義行氏、作画監督には庵野秀明氏が名を連ねており、助監督として樋口真嗣氏も参加しています。さらに!音楽監督は坂本龍一教授なのです。「ガイナックス」はその後いろいろとゴタゴタがあったようですが…それはまた別のハナシ。
尚、ソフト化された際のタイトルは『王立宇宙軍 オネアミスの翼』と、何故か?本題と副題を逆にしていますが、どっちにしても「オ」の棚に置いてありますよね。

★『ベルヴィル・ランデブー』('02.脚本・監督:シルバン・ショメ/フランス・ベルギー・カナダ合作)
世界的自転車レースであるツール・ド・フランス出場中に誘拐された孫を救うべく、小さなお祖母ちゃんと老いた飼い犬が、謎の三老婆の力を借りて奪回に挑みます。

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ストーリーを書けばただそれだけのハナシなのですが、その奇抜な絵柄や独特の発想、クセになりそうな音楽と表現方法には、もうただただ舌を巻くばかりです!2003年の第76回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞と歌曲賞の2部門にノミネートされながら、前者は『ファインディング・ニモ』に、後者は『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に敗れましたが、ねんねこの私見では、いずれも当作品のほうがはるかに優れていると思います。

監督のシルヴァン・ショメ氏はこれが長編デビュー作。この後、『イリュージョニスト』('10)、『ぼくを探しに』('13)といった、これまた秀作を作り上げています。
この映画のDVDは「ジブリ CINEMAライブラリー」から出ているので、レンタル店にもよるかもしれませんが、お探しの際にはディズニー作品などが並ぶ洋画アニメのコーナーではなく、邦画のジブリコーナーの棚から見つけてください。ショメ監督と、この映画に惚れ込んだ今は亡き高畑勲監督との対談も映像特典として収録されています。こちらも必見ですよ! また明日!
posted by ミッキー at 06:40| Comment(0) | 感想をいただきました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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