2019年02月11日

トーキョー ノーザンライツ(2)『マン&ベイビー』『アイ・ビロング』

🎬『マン&ベイビー』マルヤ・ピューッコ監督/フィンランド/日本初上映

無事に出産を終えた妻のピアが「私には無理、母親にはなりたくない」と退院した病院からタクシーで失踪。会社員の夫アンティは、生まれたばかりの息子と2人残され。途方に暮れるがその日から怒涛の日々の始まりになって……。


フィンランドから届いた育児奮闘コメディー。

これがいち早くネットで買えるチケットが完売となった作品。期待満々で観たが、子育て先進国フィンランドでさえ「女なら当たり前、男が育児するのは珍しい」のかと驚いた。

ご近所さんの助け、公の育児アドバイス、公園デビューで知り合ったシングルマザー、アンティの両親、離婚した元妻……等々でやっと1年過ぎた頃に、可愛い息子の口もとから「パパ」とよんだ一言で、今まで苦労が喜びに変わる……この一瞬のためにこの映画の描いてきたイクメンさんのご苦労が救われた。


🎬『アイ・ビロング』ダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督/ノルウェー/118分/2013年/日本初上映

誠実に暮らしている中年女性3人。

一人は看護婦をしている。彼女は優しい夫や子に恵まれて幸せな生活を送っている。病院で看護士を目指す学生の指導を任されるが、意思の疎通が生じる。

もう一人は、自分の小説を録音してそれを販売するというあまり気が進まない仕事を引き受けた独身の女、マイクに向かって朗読を始める。

そして、経済的に苦しい未亡人。彼女に時々生活費の援助をしている娘。

これはもう一度観てみたい作品。というのは、とても満足した映画だが、この3人が映画の始まりはひょんな出来事で同じ車に乗り合わせるのだ(と思う)そして、意外なところですれ違っている場面もあって、それを探りたいからだ。明日の夜9時からまた上映があるので、この作品はここまでにしておく。

確実に言えることは「この3人はとてつもない不幸」を背負っているわけでも、不幸になってしまうわけではない。自分の周りには不幸もあるけどそうじゃない「幸せ」もある……という示唆に富んでいる作品だった。
posted by ミッキー at 07:13| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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