砂もういいが海岸線が綺麗で適度な波しぶきも立っていた。サーフボードで遊ぶ人、日光浴をする人、1月中は休暇を取る人が多いから賑わっているのだろう。
そして浜辺から5分ほど歩いたところに小さな小さな赤い小屋の映画館があった。間口は180センチで出入りはその半分の90センチ。映画館の名前はHuskisson picturesハスキッソン ピクチャーズ。

自分は泳ぐから2人で映画観て、と言われてちょうど観ていない『ドラゴン:ザ・ヒドゥン・ワールド(原題)3』を観た。劇場はスクリーンは一つ。間口は狭いが中は広くスクリーンも大きかった。土曜日を大人を11ドルにしていて娘も安いからと喜んでいた。
そのせいか田舎? の割には人が20人は入っていた。途中で画像が止まっても館主が「止まってしまいました、ちょっと待っててください」と1、2分でなおしてくれた。これもなんだか海辺のほんわか村の映画館らしい。
それから、貝殻集めが趣味の娘は浜辺に降りて貝がら拾い……ふと、ミッキーの文句たらたらのフィルメックス映画祭で観た『幻土』を思い出した。シンガポールの4分の1は埋め立て地で他の国から砂を輸入しているという映画だ。
国の名前は忘れたが「僕は◯◯の国も◯◯の国も行ったってことだ」と青年が言ってた。だから、私たちは「ハワイ」に来たともいえる……『幻土』を観ていなかったらこんなふうには思えまい。文句たらたらをちょっと後悔した。
🎬『ヒックとドラゴン3(仮題)』( How To Train Your Dragon: The Hidden World)ディーン・デュボア監督/アメリカ/95分
原作「ヒックとドラゴン」はドラゴンの子トゥースレスとヴァイキングの少年ヒックの友情と冒険を描いたクレシッダ・コーウェルの人気児童書シリーズ。
ヒックはバイキングの長、トゥースはドラゴンの長となって今まで培っていた友情のきずなで敵を退治して、それぞれの恋人、家族を含めて幸せになるというストーリー。
これは3部作ということだがそれを観ていなくても、物語自体が複雑ではないので楽しめた。
途中、ミッキーも娘もドライブや照りつける陽射しで💤してしまったが、最後の30分はお目々がウルウルした。
⭐️声の出演にケイト・ブランシェットの名が出ていたと娘が言っていた。