2019年01月07日

映画祭の感想や1年の体験などいろいろ(1)

今日は娘と2人で電車で1時間ほど乗ったところにあるベトナム・タウンに行った。キャブラマタ駅に降りたとたん、もうそこはハノイ ?! だった。ベトナム、中国の人でごった返していた。以前コリアン・タウンにもいったがそこより濃いアジア街だった。

長い行列のできる美味しいベトナム料理店で40分近く並んでクリスピーチキンと麺を食べた。有名店の人気料理で舌鼓を打った。惣菜屋で生春巻き、野菜酢漬けを買ったが3パックで10ドル。生春巻きは3本入っていたから中心街で買う半額以下の値段だ。


★トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2018
映画好きの方々が集まって北欧映画祭を開催している。渋谷のユーロスペースはそんな小さな、でも意義深い映画祭をするのにちょうどいい映画館で、きっとこういう映画祭を後押ししているのではないかと思う。上映された中でフィンランドの『オンネリとアンネリのおうち』が気に入った。6月に公開されて、年内11月末には『オンネリとマンネリのふゆ』も公開された。二つとも2018年の洋画ベストテンにあげた。

★大阪アジアン映画祭
始まる2ヶ月前から宿だけはしっかり押さえていどむ最初の大規模・映画祭。プログラミング・ディレクターの暉峻創三氏(映画評論家)と2018年に名刺交換させていただいたが、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに日本初上映作品や新人監督の作品を発掘してくださっている。『大大ダイエット』チウ・ケングアン監督/マレーシア。これは題名の付け方もいいし、120 、90 、50キロと女優さんを変えてやっていた。それぞれが魅力的で楽しませてくれたから公開もありと睨んだ。

ただ、日にちがだぶって「日中国交正常化45周年記念 中国映画祭『電影2018』」が開催されたので、どっちをチョイスするか非常に悩んだ。映画ファンのために一考してほしい。 ⭐️第14回大阪アジアン映画祭は2019年3月8日〜17日に開催!

★「日中国交正常化45周年記念 中国映画祭『電影2018』」
東京、大阪、名古屋の3都市で開催。名古屋飛ばしが多い中で有難いことだ。ミッキーは大阪で3作品観た。オープニング作品はフォン・シャオガン監督最新作『芳華−Youth−』。これは日中合作映画『空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎』で白楽天役をやった黄軒(ホアン・シュアン)の主演作。その他には『無言の激昂』と『ライスフラワーの香り』。3作品とも見ごたえ十分のものだった。大阪アジアンと重なっていなければ全部(全9作品)観られたのに残念だった。

★熱海国際映画祭2018(6月28日〜7月1日)アクシデント多発映画祭だった(長〜くなるので☕️でも)

伊豆高原からも近くて熱海には途中乗り継ぎで商店街などによく立ち寄った。映画情報は6月の20日頃に偶然見つけた。世界から新作が9本近く来ているし、第1回目とあってすぐに通し券4000円?を買った。値段も気に入ったし期待満々で熱海に行った。

会場はMOA美術館、有名ホテル、起雲閣、商工会議所など6カ所に散らばっている。ちょっとあっちこっち会場を変えて映画を観たいが間に合うか不安になってきたので「商工会議所と起雲閣は歩いて行けますか」と駅案内に聞いてみたら、商工会議所の場所から調べ出して「15分以上かかる」ということだった。(実際は歩いて7分)これならトーク聞いていたら次はどこへ行こうかと探っても観たものばかり。俳優が来ようが監督が来ようがミッキーは新作が観たいので困った。

1作品目は熱海商工会議所2Fで上映する『バーナード・アンド・ヒューイ』ダン・ミルビッシュ監督にした。駅からお宮の松までバス移動。会場に20分前に入ったがお客さまは8人ほど。ミッキー好みのいつもの最前列・右に座ったがあるはずのスクリーンがない。そんなはずはない、きっと天井のところからスルスルと下りるはず……と思って待っていた。が、5分前になってスタッフさんたちが慌てだした。上映中止 ‼️

このスクリーンも機材全部ナッシングの事実は「その場いた8人だけで情報がほぼ止まっている不思議」まあミッキーが唯一の発信源だろう……。

スタッフやボランティアの方々が右往左往しているのを見ているのは辛い。気をとりなおして「起雲閣・日本広間」まで歩いて7分。途中から『ピーチズ/Peaches』を観る。

ここでも問題が❗️会場は西側の暗幕がなくて仕切りに使う立て看板のようなものがタラタラと並べているだけ。午前中の『ピーチズ/Peaches』はなんとか観られたが、午後の『東京不穏詩』アンシュル・チョウハン監督作品の時は「携帯の明かりすら目立たない」ほど西日に照らされていた。

これは大阪アジアンで上映された作品で熱海で観られるとは思っても見なかった。ミッキーは明るい中でも観られたから良かったが、来場された監督さんも俳優さんたちは仰天していて監督さんは「色一つ一つに神経を使って製作したのに……」と怒りを抑えて言っていた。

もういろんなことありすぎで疲れ切って、この2本で1日目終了。

翌日、「スクリーンがなかった」という珍事をしかと確かめるために、朝九時半に商工会議所2階に行った。そこには昨日なかったスクリーンが鎮座していた。熱海地方の某新聞にはスクリーンの不具合で映画祭の最初の一本目が上映できなかったと書いてあったらしいが、不具合になりようのない「無し」状態だったとは書いてなかった。これはミッキーの忘れられない映画祭アクシデントだ。

そんな中で『48years 沈黙の独裁者』砂入博史監督作品がプレミア上映

監督が袴田巌さんのことを知ったのは2014年に仮釈放されたニュースをニューヨークタイムズの記事を見たのがきっかけで、インタビューを申し込んでからトントン拍子に話が進み、ほぼ3日間で撮ったドキュメンタリー。巌さんの家には写真やインタビューが世界から殺到している中で3日間続けてインタビューできたのは奇跡に近いらしい。今まで金聖雄監督の『夢の間の世の中』『獄友』とは違い、監督が質問して、袴田巌さんに語らせている手法だ。

完治していない拘禁症状のために袴田さんの語る内容はほとんど妄想だ。僕は東大でもアマチュアボクシングの王者になって、アメリカの世界大会でも王者になった、ありとあらゆる動物の王が人間の王の私の周りに集まってくる、等々、そんな中で不意に「これは妄想ではない、本当のことだ」と思われる言葉があって、巌さんの苦難苦境の人生が垣間見えた。

後半、あの女はクソだ、大クソだ!! と激しく罵倒された超有名歌手の名前を連呼する……監督が思い余って姉の秀子さんに聞くと「巌の頭の中の世界のことはわかりませんよ」という。その歌手は有名だが、ミッキーは地声で歌う彼女の声が野太くて好きじゃないのでなんとなくわかるような気がした。

いち早くこのドキュメンタリーを観られたことが、この映画祭に来てよかった唯一のこと。

⭐️熱海は静岡県内のワーストいくつかに入る赤字市。外国から新作を集める意欲は認めたいし大いに魅力だが、熱海市民にフィットするのは日本映画でヒットした映画、韓国スター付き映画で充実させた方がいいと思った。

⭐️2019年も開催するとか、グランプリ作品は公開するとかいう話だったが、ミッキーの耳には入って来ない。観ていないが、グランプリ作品は「ザ・レセプショニスト」(英国・台湾)で、内容は「ロンドンの不法風俗マッサージパーラーの人間模様を受付嬢として働く女性の視点を通して描いたもの」興味深い映画だから公開を待っている。
posted by ミッキー at 02:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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