大製薬会社の経営者一族の年上の妻(キム・ヒエ)から所有物のように扱われる大学薬学教授の夫・ジンハン(キム・ガンウ)は、不倫相手の女子大生を妊娠させてしまう。
妻と別れるためには殺す以外にないと考えたジンハンは、妻を証拠の残らない隠し持った新薬を使って殺害。病死と判断されたが、一本の電話が彼の運命を一変させる。
それは遺体安置所から妻の死体が消えたというものだった。ベテラン刑事ジュンシク(キム・サンギョン)は、ジンハンを呼び出して尋問を続けるが……。
これはすごい!すごいサスペンス! ホラー要素もあるが、最後のどんでん返しがサスペンス好きのミッキーの想像だにしなかった結末だ。
2018年・ホラーサスペンス部門ベストテンを早速書き直した。この手の作品がお好きな方は是非とも劇場に。今は東京と大阪の2ヵ所しかやっていないが、順次全国に公開されることを願っている。
🎬『ときめきプリンセス婚活記』ホン・チャンピオ監督/韓国/110分
英祖 29年(1753年)、時の王(キム・サンギョン)は大干ばつから民を救うためにあらゆることをしたが雨は降らず、困り果てた末に陰陽のバランスを保つために婚期をちょっと過ぎかけて醜女と噂されている娘・ソンファ王女(シム・ウンギョン)と、最高の相性を持つ男性を花婿として迎え入れることを決める。その姫にふさわしい花婿を見つけるよう占術のカリスマ監察官ソ・ドユン(イ・スンギ)が抜擢されて……。
次に観たのが韓国時代劇でコメディー要素も含まれている婚活記。
一日でキム・サンギョン続きだ。あまり出てこないが若手に比べて貫禄十分の王を演じている。この映画のキモは醜女と噂されるソンファ王女が自分の結婚相手を自分の目で確かめたい❗️と城を抜け出すことだ。
昔なら楚々とした人が美人だろうが、シム・ウンギョンさんは表情がとっても自然で見ていて応援したくなった。
⭐️ミッキーとしては『死体が消えた夜』が好きだが、こちらの方が観客が多かった。