東京の製菓会社に勤務する田原秀樹(妻夫木聡)は、妻・香奈(黒木華)と2才の娘・知紗の三人で新築マンションを購入。しかも一人娘の知紗の面倒をよく見る「イクメンパパ」として、自分たちの生活をブログで毎日紹介している。
だが、この幸せそうに見える彼には忘れることの出来ない不吉な過去があった。それは祖父の家で見た不思議な影の存在だった。
そんなある日、秀樹の周りで奇妙な出来事が起こりはじめて……。
原作は澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」の映画化。ホラーだし、妻夫木聡、黒木華、岡田准一、松たか子、小松菜奈だから初日初回で勇んで行った。オカルト的要素満載でミッキー好みのホラー度はそう高くないが、音楽と映像の一体感は半端ではない。それにオカルト舞台設定には相当お金をかけている。 幸せなのはブログの中だけ ?!
🎬『旅するダンボール』岡島龍介監督/91分/ミッドランドスクエアシネマ2にて
2009年。世界中の街角で捨てられたダンボールを拾い、かわいくてカッコいいダンボール財布に生まれ変わらせるブランド「Carton」を立ち上げたダンボールアーティスト・島津冬樹氏に密着したドキュメンタリー。島津氏のダンボールに対するこだわり方が独特で、それを真面目なお顔で真剣に伝えようとする様子が面白かった。
今日公開する中で最も期待した作品だった。先着何名かのプレゼントがあって小さなダンボールをもらった。
ミッキーの生活の中でもダンボールは非常に役に立っている。非常用にストックしてある大型ダンボール(マット代わりになるし、縦にすれば着替え目隠しになる)、季節以外の洋服入れ、次週に捨てるものをためておくダンボール、押入れの中にはコンテナ代わりにダンボールがその役目を果たしている。
日本のダンボールにはご当地キャラが多いそうだが、そんな所には目がいかなかった。見ればいろんなダンボールがあって面白かったが、ドキュメンタリー自体が平板(ダンボールだから?)で中盤はちょっと退屈した。