2018年11月19日

フィルメックス映画祭2018(1)『象は静かに座っている』

昨日は長い、暗い、重いの映画で疲れた。12時過ぎから7時半までぐっすり寝られた。今朝は、東中野から電車で阿佐ヶ谷まで行き『銀座の恋人たち』を観た。

『銀座の恋人たち』千葉泰樹監督/1961年
銀座の一角。津川八重・民子母子の経営する季節料理「菊の家」、そのお隣には小野君江・光夫夫婦と父信吉の経営する喫茶店「ヴォランシェ」がある。民子の姉・由子の嫁ぎ先「大原洋装店」に勤める弘子と民子と君江は(団令子、原知佐子、北あけみ)親友。時々会っては近況報告をしている。

会場はほぼ満員。テンポの良い脚本と気取らない雰囲気の銀座。出てくる俳優陣の豪華さ。美しい草笛光子さん、男前の宝田明、1日5食の若いサラリーマン加山雄三、苦労人の飯田蝶子さん、黒い花びらの水原弘さん……これ、DVDになっていないようだがもったいない話だ。


🎬『象は静かに座っている』フー・ポー監督/中国 /234分/日本初上映


中国北部のとある地方都市に暮らす4人。

同級生を誤って死なせてしまった少年・ブー、親友の妻と浮気している現場を見られ、親友が目の前で飛び降り自殺された男・チェン、娘夫婦から老人ホームに行ってほしいと言われている初老の男ワン、学校の副主任と交際していると噂が立った女生徒・リン。それぞれの一日を描いている。


会場は満席。4時間弱で休憩なし。ベルリン映画祭フォーラム部門で上映され国際批評家連盟賞を受賞。だが監督のフー・ボーは本作を撮り終えた後に自殺。

自殺したことはチラシの短い説明書きに記してあったが、それが書いてなかったらこの長い作品を最後まで観る気はしなかったと思う。この4人は「こんなところにいたくない、どこか逃げていきたい」という状況に追い込まれている。

そして4人は元々は知らない他人だったが、いろんな状況が重なって出会う。そして一緒に向かう先は内モンゴルにあるという動物園に「静かに座っているだけの象がいる」と信じてバスに乗っていく……。

ミッキーにとって、わかったような、わからんような映画だった。初老のチェンが「どこに行っても同じだよ、それが長年生きてきてわかったことだ」という言葉だけ含蓄があった。

posted by ミッキー at 14:38| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: