2018年11月01日

第31回東京国際映画祭(6)『ブラ物語』『カーマイン・ストリート・ギター』

スターさんと遭遇、スターさんが来日

映画祭もあと3日。コーヒーなど飲み物が無料で飲めるたまり場的レストランで、『漫画誕生』のイッセー尾形さんがスタッフの方々と一緒にいらっしゃった。お名前がすぐ出たのはイッセー尾形さんだけ。チラ見しながらコーヒーを飲んだ。

そして昨日『ブラ物語』で主役の男性の同僚役を演じたドニ・ラヴァンさんが来日。『ポンヌフの恋人』『ツバル』ドニ・ラヴァンさん。感激した。


🎬『ブラ物語』ファイト・ヘルマー監督/ドイツ、アゼルバイジャン/90分/コンペティション部門

鉄道運転士ヌルラン(ミキ・マノイロヴィッチ)が、定年退職最後の乗車で列車に引っかかったブラジャーの持ち主を探す様子をセリフなしで描いている。

線路沿いの家を訪ね歩く彼は、さまざまな方法を考えて女たちにブラを着けさせようとする。まず一軒一軒ノックしてブラを見せる。相手にされず、次に考えたのはブラ仕入れてブラ商人……言葉がなくても身体の動きだけですべてよくわかった。

主人公の汽車運転手の同僚に『ポンヌフの恋人』『ツバル』にも出ているドニ・ラヴァンさんが来日されていて大感激。出演なさったブラ美人俳優さんが5人も来てくださり、会場はパッと日が差したようだった。 これ、賞に届きそう。


🎬『カーマイン・ストリート・ギター』ロン・マン監督/カナダ/80分/ワールド・フォーカス部門

ニューヨークグリニッチ・ヴィレッジのカーマイン通りにあるギター店。そこには昔かたぎの店主が自ら職人としてギターを手作りして、木材は近くの古い家が壊されると聞くと出向いて木材を調達してくる。

弟子はトッポイ格好をしている若い女性がひとりいるだけ。彼女もギター作りをしている。この店に名だたるギター弾きが顔を出して思い思いの手作りギターの試演をしていく。

いい味だしている。いい仕事している。

火事になって道端に放り出された木材をみつくろって持ち帰り、焼けた跡を残してギターのボディを作ったり、木の節穴やふしくれも場合によっては残している。 いろんな道具でシュルシュルと削る手つきにくぎ付けになった。

ミッキーの父は役所勤めだったがバイオリンを教えていて、趣味が高じてバイオリン作りをしていた。木曽福島の宿のこたつの板(たしかもみじの木)をもらって来て最高のノミを集めて、一心不乱に作っていた。フィンガーボードだけは鈴木バイオリン社に行って部品をわけてもらっていた。

一生で7台作って、木曽福島のこたつ板は「キソジ」と名付けられて、いまでも時々弾いている。そんな父の姿が浮かんで来た嬉しい作品だった。

posted by ミッキー at 09:49| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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