2018年10月30日

第31回東京国際映画祭(5)『トレイシー』『漫画誕生』

他人事ではない❗️身内が詐欺に引っかかる寸前だった ❗️

身内から電話で、詐欺に引っかかる手前で助かったと言ってきた。保険料の払い戻しの期限が今日までで、銀行カードを持って銀行ATMまできてくれないか。その支店の◯◯が、入り口に立っています と言われて慌てて行ったらしい。

携帯も持ってきてほしいと言われて探して持って行ったが、いつも使ってないので電源を入れたり、操作がうまくいかなかったりして、時間に20分ほど遅れてしまい銀行の窓口に行って訪ねたら「それは詐欺です」と警察がきて大騒ぎだったらしい。

自宅に帰って疲れて寝ていたら、警察広報車が「……のような詐欺事件が多発しています」と注意勧告しながら町内を回っていたそうだ。


🎬『トレイシー』ジュン・リー監督、脚本/香港/119分/アジアの未来部門

50歳のメガネ屋店主ダイホン(フィリップ・キョン)は妻アン(カラ・ワイ)と息子の3人で暮らしていた。

ある日、高校時代の親友チンが亡くなったという電話があった。電話をかけてきたのはイギリスに住んで、チンと同性婚をしているボンド(リバー・ホアン)からだった。ダイホンもかつてチンを愛していたが、それを隠して人生を歩んできたのだった。


お懐かしいカラ・ワイさん。2017年大阪アジアン映画祭のゲストでお会いして以来だ。その時、トークでアクション作品はこの映画で終わりにすると語っていた。

今作の役柄は奥様役で同性愛はもちろんのこと、長女の離婚も「我慢しなさい。離婚は身内の恥」と聞く耳もたないし、ましてや夫が昔男性を愛していたなど頭っから疑っていない生真面目で固い役柄。もう完璧演技だ!

話の展開は「あなたもそうだったのか!」と思わず叫んでしまうほどあっちにもこっちにもでちょっと食傷気味。


🎬『漫画誕生』大木萌監督/118分/日本映画スプラッシュ部門


「近代漫画の父」と呼ばれ、現在の「漫画」を職業として確率した男・北沢樂天。その先駆けをした漫画家はなぜ歴史から忘れ去られて行ったか「漫画の歴史とその謎」を追っている。


樂天を演じるのは『太陽』『沈黙-サイレンス-』のイッセー尾形、樂天の妻いのを篠原ともえ。妻いのは一生涯、夫樂天を励まし続けて、当時の妻の鏡といった役をはんなりと演じていた篠原ともえさん。着物の柄や着方も時代にそったものだと感じた。

北沢樂天は明治9年に大宮の旧家・北沢家に生まれ幼い時から絵を描くことが好きだった。19才のときに外国人向けの英字新聞の会社に入り、漫画欄を担当していたオーストラリア人の漫画家から西洋漫画を学ぶ。

その後、福沢諭吉が創刊した新聞を発行する時事新報社に入社。記事をわかりやすくするために新聞に絵を描いたのが人気を呼び、絵と内容で子どもから大人まで楽しめる「漫画」の基を作った。

また、弟子を育てることにも熱心で時事新報社を退職すると自宅で弟子たちを指導し、手塚治虫も樂天の影響を受けたひとり。

現在、その名を知る人間はほとんどいない。埼玉に於いても樂天の資料は少ないようだ。

posted by ミッキー at 09:35| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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