2018年10月07日

大杉漣さん出演映画をもう一つ 10月20日公開『恋のしずく』

今週出ている週刊文春に「座る」が寿命を縮める という題字を見つけて😱ドキッとしたミッキー。

毎日8000〜10000歩は歩くようにしているが、そんな人も他の時間、座ったままテレビを見ていては台無し!と書いてあった。1日3本は普通、映画祭などはそれ以上だから心配だ。

映画と映画の合間にはご飯やお茶でまた座る……、それじゃあ立って食べようとあほらしいことをふと思ったら、この文春の記事の中に「朝ごはんはほぼ立ち食い」という医師夫婦のお話もあった。

30分に一回は家の中で「うろうろ歩き」を習慣づけようとも書いてある。家でテレビならコマーシャルの時に何かすればいいが、映画ではちょっと無理……、何かうまい解決方法はないものだろうか。


🎬『恋のしずく』瀬木直貴監督/117分/10月20日より丸の内TOEI他にて全国ロードショー公開


農業大学に通う21歳の橘詩織(川栄李奈)は、ワインが大好きで、将来はソムリエになることが夢だった。実習先もワイナリーを希望していたが、担当教官(津田寛治)にあみだくじで、東広島市西条にある老舗酒蔵・乃神酒造に決まってしまった。

日本酒が苦手で戸惑う詩織だったが、東京から広島の乃神酒造に行くと「実修生は今年は断った」と聞き、それでは単位が取れず、希望のフランス留学できない。なんとか受けたという証明だけでもと思っていたら、病に侵されていた蔵元の好意で実修ができることになった。

ここで泊まることができないので、従業員の美咲(宮地真緒)の実家にお世話になった。

乃神酒造では、心臓を患っている蔵元の輝義(大杉漣)、蔵元と仲の悪い息子の莞爾(小野塚勇人)、厳格な杜氏、不倫に悩む美咲たちに教えられて、次第に日本酒の「魅力」に気付いていく。


樹木希林さんの訃報も悲しかったが、今年2月に急死なさった大杉漣さんはしばらく信じられなかった。テレビや映画館で過去の大杉さんの映画をやっていても見る気にならなかった。

『恋のしずく』は小1ヶ月前に試写があって、この作品が最期の映画出演。それも心臓疾患を抱えている蔵元の役で、お声も弱々しくかすれていた。上手い役者さんたがら当然のことだが、いたたまれなくなった。

まだ当分はこの気持ちは晴れないが『教誨師』といい、『恋のしずく』といい大杉さんらしい幕の引きかただったのかなぁとふと思った。

posted by ミッキー at 04:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: