「ひまわり」「自画像」「星月夜」をはじめ独特のタッチの名画を生んだオランダ出身の天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。ゴッホ美術館キュレーターへのインタビューを交えながらゴッホの世界を紹介してくれる。
芸術家の人間性に触れ作品の誕生の背景を紹介するドキュメンタリーシリーズ「アート・オン・スクリーン」の一作。監督は『ミケランジェロ:愛と死』『私は、クロード・モネ』のデイビッド・ビッカースタッフ。
去年から今年にかけてゴッホ関連作品の公開はこれで3作品目。アニメ部門でアカデミー賞にノミネートされた『ゴッホ 最期の手紙』、そして国内映画祭で上映され、今月20日に公開の『世界で一番ゴッホを描いた男』、そして今日の『フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』だ。
配給さんからお聞きすると2015年で没後125年だとか。絵画ファンにはたまらない3本。
この新作のメインは「日本」への憧れがつよいゴッホの一面と友人のゴーギャンを自分の住んでいるところに向かい入れるためにいろいろ準備するわずかな期間に描いた作品の数々に「明るさ」を感じさせてくれたことだ。そこに人間ゴッホを見ることができた。
⭐︎フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(テオ・ファン・ゴッホの曾孫/ゴッホ美術館 取締役会顧問)も熱く語っている