インテリアコーディネーターとして働いている24歳の川奈つぐみ(杉咲花)は、ある日、高校時代の初恋の先輩だった鮎川樹(岩田剛典)と仕事上の飲み会で偶然再会した。
大喜びのつぐみ。だが、樹は大学生の時に事故にあって車椅子の生活を送っていた。最初は驚きが隠せなかったつぐみだったが、一級建築士として前向きに生きている樹と知って、彼への想いが再燃していくが……。
原作は「Kiss」(講談社刊)で連載中の有賀リエさんの漫画「パーフェクトワールド」
観る前からストーリー展開が大体わかってしまう。だから期待もしないで試写に行った。でも現実的な出来事で2人の気持ちのゆれが手に取るようにわかった。
漫画が原作だが地に足がちゃんとついていて、つぐみのひたむきな気持ちがひしひしと伝わってきた。
杉咲花さんのアップの映像に「私の気持ちをわかって、あなたのそばにいたい」と訴えていて、お目々がキラキラ輝いていた。
もしミッキーの娘が車椅子の方と一緒になりたいと言ってきたらどうするかと考えて見た。 やっぱりつぐみのご両親のように、もう一度考えてとか言うだろうな……。
観た後は素直にこの2人の幸せを願うばかりだった。デート映画にオススメしたい。