成績優秀で記憶力抜群の女子高校生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、国内ではトップクラスの高校に授業料免除の特待生で転入した。昼のランチまで無料という特典お付いているので、貧しい父子家庭の彼女にとって大助かりだった。
学校に入ってすぐに仲良くなった女優志望で天真爛漫なグレース(イッサヤー・ホースワン)に頼まれてばい勉強を教えることになったが、テストの時に解き方を忘れてしまった様子なので、こっそり助けたことから、グレースの裕福なボーイフレンドの提案でカンニング・ビジネスを始めることになった。
試験中に彼女が答えを教えて代金をもらうというものだ。さまざまな手段で試験に高得点を取らせたリンは地味な生活から一転して豊かな生活になる。
そして大学進学統一試験という大きな「ビッグビジネス」に挑むが…。
カンニングは悪いことに決まっているが、学校内でやっている分には目をつむるとして、国内の大学を決める試験や留学生資格試験の世界規模まで広がっていく。もう、ハラハラして心臓に悪い展開だ。
方法はピアノ曲(エリーゼのために、トルコ行進曲、モーツァルトのソナタなど)の運指で何番目の答えと教えていたが、最後は、おっと、これを言っては面白みがなくなってしまうのでここまで。