最近、携帯を水没させたり、試写室に間違えて行ったりと毎日あたふたしていたので、栄養ぐらいはしっかり取らないと、と簡単で野菜がとれると野菜ゴロゴロ玄米ご飯を作った。
炊飯器で炊ける玄米にキャベツの芯、ニンジン、さつまいも、ゴボウ、煮干し、油揚げをぶつ切りにして塩をふって炊いた。案外いい味で半分食べて半分冷凍にした。
それに自慢の糠漬けのきゅうり、大根、生姜、ミョウガをおかずにして美味しかったと自画自賛している。
娘たちがちゃんと食べているかと心配するのでラインで1日一回は食事写真をおくっている。
🎬『ブレス しあわせの呼吸』アンディ・サーキス監督/イギリス/118分/9月7日より新宿バルト9他にて全国ロードショー公開
1930年にイングランドのダービーシャーに生まれたロビン・キャベンディッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)さんは軍隊に入っていたが、その後、紅茶を買いつける仕事についた。そして仕事上で海外に行った時に美しいダイアナさん(クレア・フォイ)に一目惚れの末に結ばれる。
間もなく妊娠と順調 な夫婦だったが、不運にもロビンはポリオに罹り、首から下の全身が麻痺して自力で息をすることさえできなくなった。片時もダイアナさんの介護と呼吸器なしの生活は出来ない状態になってしまう。
『ハクソー・リッジ』で武器を持たない兵士を演じたアンドリュー・ガーフィールドさん。今作では不治の病にもくじけない男をやっている。
車椅子もまともなものなどない時代だから、いろいろ工夫した車椅子に呼吸器を設置したものを妻に押してもらって海岸に行ったり、パーティーを開いたり、圧巻は呼吸器のついた車、そのまま飛行機に乗ってスペインなどを旅行する。そして思いがけないアクシデントも笑いに変えていた。
これが貧乏だったら出来ないことと言ってしまえばおしまいだし、ストーリーの展開も想像つくが、このご夫婦の仲睦まじい様子を見ると辛い病気だけど時々見せる家族の笑顔につられて幸せな気分になった。
難病映画だがしんみりしないし、誰のために呼吸をしているかという深い意味も理解できた。
☆この作品のプロジューサーはご夫婦の息子さんで、有名プロジューサー(『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス:ザ・ゴールデン・エイジ』)のジョナサン・キャベンディッシュ氏。