ワシントンDCのとある公立高校の卒業を間近に控えるアディソン(アンセル・エルゴート)は、親友で優等生のケビン(ジャレッド・ケンプ)が銃殺されたニュース速報に驚く。
警察は、チンピラの黒人少年(ケビンのこと)が麻薬を巡るギャング同士の抗争に巻き込まれたものであるとして早々と捜査は打ち切られた。
しかしケビンが麻薬に関わって殺されたなどありえないと確信するアディソンは、彼の名誉を取り戻すため仲良しの幼なじみフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)と一緒に独自に事件を追い始める。
しかし警察は彼の証言には耳もかさず、高校学校の校長は大学進学の推薦状を盾に事件に深入りするなとまで言われてしまう。
片時もビデオをはなさず、何かあると記録映像を撮る風変わりな男の子が、憎からず思っていた幼なじみの可愛い同級生フィービーから「この夏に信頼がおける相手と初体験したいの」と言われて舞い上がっていた。
母親が留守がちな彼女の家で初体験となった。その前に親友ケビンがバイトしているコーヒーショップに寄ってケビンと無駄話をしてから、彼女の家で親密な時を過ごしていたら、テレビの画面にケビンが銃殺されたニュース報道を見る2人。だから余計に2人はだまって見過ごすことができなかったのだ。
ところがアディソンが親友だと思っていたケビン像と食い違うこと、探っていくうちに不可解な行動も知ることになる。
自分たちの考えや行動ではどうしようもない大人の世界を垣間見た2人はそれぞれの大学に進む。この別れ方がとっても印象深かった。