ミッキーの観た半分で「もう着陸だから切らないと、でも先が観たい!公開はわからないから帰りに絶対見よう」と思っていたが、年明け2018年の帰りの飛行機ではなくなっていた。
その時の感想は
☆「A GHOST STORY」というアメリカ映画でデヴィッド・ロウリー監督を半分ほど見たが、死んだはずの夫(ケイシー・アフレック)がムクッと生き返り、かぶせてあった大きな白い布を頭から被って妻の様子を伺う内容。妻はルーニー・マーラーさん。彼女には見えない存在。彼もゴーストだから目のところに穴など開ける必要がないのに……、これはきっと公開されると思うが。
それが公開(11月)だから喜び勇んで観たが、なんと観たところまで面白くて、後はちょっと展開がのろくなっていた。ルーニー・マーラーさん目的なら十分楽しめるが、一方のケイシー・アフレックさん目当てなら……? である。
🎬『オーシャンズ8』ゲイリー・ロス監督/アメリカ/110分
5年の刑務所暮らしから仮出所したデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。かつては強盗団「オーシャンズ」を率いていたダニー・オーシャンの妹だ。
出所して早々と刑務所で考えぬいた計画を実行するために、彼女の右腕・ルー(ケイト・ブランシェット)と共に個性豊かな女性の犯罪のプロたちで「オーシャンズ」を再結成。
集まったのは凄腕の能力を持っているがイマイチ冴えない生活に甘んじている女たち。
世界最大のファッションショーで総額1億5千万ドルの宝石を身につける「ターゲット」にアン・ハサウェイ。天才ハッカーのリアーナ、ジュエリー職人のミンディ・カリング、盗品ディーラーのサラ・ポールソン、凄腕スリのオークワフィナ、ファッションデザイナーのヘレナ ボナム=カーターの7人がデビーの計画にのるが……。
映画の最初のシーンは生真面目そうに「もう二度と悪いことしません」と面接官に訴えているサンドラ・ブロックさん。観ているこちらも完全に騙された。
出てすぐに仲間集めにかかり、5年以上もずっと計画を練っていたから「完全犯罪」と自信満々だ。
誘いを受けた女たちの性格や家庭事情もバッチリで、宝石や衣装にワクワク、彼女たちの行動にハラハラさせてくれた。
暑い夏の暑気払いにうってつけの作品。