2018年07月14日

レインボー・リール東京2018(2)『アフター・ルイ』『テルアビブの女たち』

昨日はオープニングの様子をアップするのを忘れていた💦

8時。青山スパイラルの会場が真っ暗になった。ミッキーはいつも後ろの方からピカッとライトがあてられて美しい女装パフォーマーの人が艶やかなお姿で登場するのでキョロキョロしていたら、横から出てこられた。

ブルボンヌさんだ! お美しい!スタイルもお声も(少々男声)耳に心地好い。こんな美しい人が渋谷から青山まで🏃歩くうちに何人の男性から声がけされるだろうか……。

そのブルボンヌさんと映画祭トップ・宮沢代表のトークの中で「第1回目からきていらっしゃる方いますか?」の問いかけに会場後方から手があがった。すごい!

宮沢氏は8回目からとのこと、かれこれ20年だ。今調べてみたらミッキーも第8回目から来ている。ダニエル・ウー主演『美少年の恋』で大大感動したことは一生忘れない。

それ以後、同時期の川口スキップ映画祭は2回休んだが、この映画祭はずっと来ている。 今や、ボケ・ミッキーになってしまったが、できるだけ頑張って来たいものだ。


🎬『アフター・ルイ』ヴィンセント・ガグリオストロ監督/アメリカ/100分/2017年/日本初上映

「ACT UP」(エイズの差別、不当な扱いに抗議したり、政府や製薬会社へ変革を求め活動する組織)のメンバーとして活動してきたアーティストのサム(アラン・カミング)は、生き残った自分に罪悪感を抱えていた。

新作の制作に目もくれず、エイズで死んだ親友をモチーフにしたビデオ制作に没頭していた。そんなある夜、魅力的な青年とバーで出会い、彼との関係にのめり込んでいく。


『チョコレートドーナツ』の名優アラン・カミングが主演。エイズで友人たちの死を最期まで看取り、遺言のようにカメラを回したサム。古い映像を見つめて当時を思い出す毎日だ。

思い出のフィルムを元に映画にしようと当時の仲間から写真やフィルムを集めているが、それぞれが大切にしたい思い出だからなかなか思うように集まらない。

早く見せてくれと請求すると「自分の思い出まで奪わないでくれ。お前だけの恋人ではなかった」とまで言われてしまう。

偶然に昔の恋人に面影が似た30歳の男はのめり込んでいくが、当然のことながら「求めていた恋人」とは違うと気付き始める。反対にサムよりずっと年配のお年寄りのゲイの方が達観した考えを持っていて、彼の拠り所となっていく。

サムの複雑な気持ちが深く丁寧に描かれていた。


🎬『テルアビブの女たち』マイサルーン・ハムード監督/イスラエル、フランス/103分/2016年/日本初上映

弁護士のレイラとレストランで働くレズビアンのサルマは、テルアビブのアパートで同居していたが、そんな2人のアパートに保守的な男性と婚約している学生のヌールが引っ越して来た。

生き方の違う3人だが、男性権威をふりまわす社会に抵抗するために絆を強めていく。

『ガザの美容室』でも女たちが一致団結して世間や男性優位の社会に立ち向かっていくが、大都会テルアビブに住むパレスチナ人の女性3名の日常生活、男女関係、家族関係を織り交ぜて製作されていた。

レイラはいいなぁと思った男性と巡り合うが親しくなる連れて「タバコはやめろ」などと言われ、サルマはレズビアンとわかって実家に監禁されそうになって、ヌールは命令ばかりする婚約者から逃げ出せず、それぞれが散々な目にあう。

それが湿っぽくなくカラッとした描き方だったので好感が持てた作品だった。



posted by ミッキー at 08:35| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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