ブレント(ニコラス・ケイジ)にとって、その日はいつもと変わらない朝だった。若い頃に思い描いていた生活とはレベルダウンしているが2人の子供にも恵まれ「これでいいのだ」と自分に言い聞かせるように暮らしていた。
いつものように会社へ行き仕事をしていたら、テレビで「親が実の子を殺害する」という事件が各地で起こっているとひっきりなしに報じられていた。
国中のあちらこちらでパニック状態になっているので、心配になったブレントは帰宅するが、2人の子の顔を見た途端、彼の中で「この子たちを殺さなければ❗️」と、正体不明の殺意が湧き上がってきて……。
ハイテンションのニコラス・ケイジ。これでもかとばかりに娘、息子を、奥様(セルマ・ブレア)と力を合わせて殺しにかかるのだ。まあ、ご夫婦は倦怠期だったから関係を「改善」するように一致協力は盛り上がって、凄まじいバトルになってしまう。
姉弟も「お父さん、お母さんは私たちを愛してくれているはずだから、絶対殺さない!!」という甘えた考えも吹っ飛んでしまい、策を練って、ここでも姉弟一致協力だ。
そんな親が子を殺す原因は、テレビの終了画面のザーザーというものに隠されていると思うが原因は確かではない。
妊婦が痛い思いをして産んだが慈しむように胸に抱くが、胸より口元に持って行き……ガブリ❗️、ブレントの両親が不意に訪ねてきて嫁共々襲われる……、ブレント家のメイドさん(サンドラ・オーさんだと思ったが)が自分の娘を切り刻んでゴミ箱へ……と書いているうちに、もう一度観たくなったミッキー❗️