2009年公開の『アメリア 永遠の翼』だ。
1928年、女性として初めて大西洋を横断した飛行士のアメリア・イヤハート(ヒラリー・スワンク)。その後もアメリアは数々の飛行記録にチャレンジし、記録を打ち立てていく。そして、夫のジョージ(リチャード・ギア)に支えられながら、ついに単独世界一周飛行に挑戦することを決意する。
映画を思い出しながら、今、読み進めている。
興味深い内容だった。世界一周飛行の途中で「ホーランド島が発見できない。燃料も減少している」の言葉を残して機体ごと姿を消したが、後に日本が捕虜にしたとか処刑されたなどの噂もたつが、日本は捜索にも参加した。
遺体も飛行機の一部も一切発見できず、ついに捜索打ちきりとなった。
アメリアの夫は日本政府に「消息をたったホーランド島の海流から推しはかるとマーシャル諸島に向かうので、日本統治領の島々に残留品が流れ着くことが考えられるので協力してほしい」と申し入れがあって、海軍の山本五十六は申し入れを快諾していた。
だが、ここからが思いがけない展開が書かれている。小憩をいれて5時間読んだ。この頃、根気がなくても小一時間でやめるがこんなことは珍しい。映画ではここまで突っ込んでいなかったと思う。もう一度DVDで確かめてみたい。
🎬『母という名の女』ミシェル・フランコ監督・脚本/メキシコ/103分
メキシコのリゾート地・バジャルタに住むクララ(ホアナ・ラレキ)とヴァレリア(アナ・ヴァレリア・ベセリル)の姉妹は、海辺の家に2人で暮らしていた。
17歳のヴァレリアが妊娠したため、姉のクララはあまり行き来がなく離れて暮らす母・アブリル(エマ・スアレス)に電話して呼び寄せる。
お腹の子の父親はクララが経営する印刷所でアルバイトしていた17歳の少年・マテオ(エンリケ・アリソン)。
すぐにやって来たアブリルはヴァレリアに母親らしい態度で優しく接するので、母親に不安感を持っていたヴァレリアも徐々に甘えるようになる。
生まれたのは女の子でカレンと名付け、カレンの世話をするうちにアブリルは独占欲を芽生えさせて……。
こんな母親、見たことない(怒) がひと言感想。この母親も17歳ぐらいに長女を産んだと言っていたので40歳ぐらいか……、それにしても理解できない行動だ。この母親の母親、祖父母にどんな育て方されたのか知りたい。だが、最後のヴァレリアの行動には納得した。
是非とものオススメ作品ではないが、こんな映画に限ってボケ・ミッキーの頭の隅っこにこびりついているから困ったもんだ。