オンネリとアンネリは大の仲良し。今日も2人でバラ通りを散歩していると、ある家の前で「正直者にあげます」と書かれた封筒を拾った。大金が入っていたのですぐに警察に届けたら、警察のおじさんが「これは君たちのものだよ」とお金を受け取ってくれなかった。
2人はお金より結んであったリボンをお互いの髪につけて楽しんでいたら、バラの木夫人というおばあさんから2人にぴったりのお家を買うことになった。
原作はフィンランドで長く愛されているマリヤッタ・クレンニエミの児童文学作品。
黒髪の女の子・オンネリ(アーヴァ・メリカント)は9人兄弟姉妹の真ん中で、いるのかいないかも忘れられる存在。一方の金髪の女の子・アンネリ (リリャ・レフト)はお父さんお母さんが離婚して両親の家を行ったり来たりしている。
女の子たちのかわゆい表情、周りの大人たちのユーモア溢れるふるまいが、日頃の生活に疲れた心や身体を洗ってくれるような作品。
素直で正直な人に「ぴったりのお家」をプレゼントする魔法使い。 映画の中とは言え「こころにくい」設定で、想像力をかき立てられる。
公開したらもう一度、おうちプレゼントのバラの木夫人にあって、ミッキーにちょうどいい🏡おいえを頼んでみたい。あ、でも正直者にならなくちゃ……今からでは手遅れかな。