最愛の恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と幸せな生活を取り戻したデッドプール(ライアン・レイノルズ)。そんな彼の前に現れたのが、未来から来た「マシーン人間・ケーブル(ジョシュ・ブローリン)」だ。
ケーブルは、ミュータントの孤児院で暮らす強力なパワーの持ち主である少年ラッセル(ジュリアン・デニソン)に目をつけて狙っていた。恋人ヴァネッサに「いいヤツになる!」と決めた俺ちゃんは、その少年を守ることにした。
しかし、俺ちゃんひとりではとてもかなわない強敵ケーブルだから、特殊能力を持つメンバーを集めて「Xフォース」を結成した!
まずは『デッドプール』のおさらいから。
特殊部隊の兵士だったウェイド・ネルソンはヴァネッサと結婚する予定だった。しかし自身が末期ガンと知り、細胞を変質させてガンを治し、おまけに不死身の体まで手に入れた。だが全身やけどのただれで醜くなってしまう。
こんな体をヴァネッサには見せる勇気がなく、自分で作ったコスチュームで身を隠して「デッドプール」と名乗った。ここから先はDVDでお楽しみいただきたい。
主演は❤️ライアン・レイノルズ。『白い沈黙』『黄金のアデーレ 名画の帰還』の真面目なライアンでもなく、『ハッピーボイス・キラー』の異常なライアンともちょっと違う。
デッドプール2でも、口が達者で、お調子者のデッドプールを演じている。
1991年に漫画に登場して人気者キャラクターになっているらしいが、けっこう残酷なシーン、過激な台詞、こんなに殺さなくてもいいのにと思う場面もあった。
もちろん、ユーモラスな場面もあった。ところどころで「あ、このシーン覚えてるかな ?」と、こちらに向かって話しかけて、フィルムを巻き戻してくれるお茶目なこともやってくれた。
出ずっぱりで喋りっぱなしのライアン・レイノルズさん。ファンとしては嬉しい限りだ。