2018年05月13日

江戸の浮き世の裏仕事 5月18日公開『蚤とり侍』

🎬『蚤とり侍』鶴橋康夫監督/109分/5月18日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開

時は十代将軍の徳川家治の世。越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は勘定書き役としてエリートコースの侍だったが、歌会始に殿様(松重豊)作の歌に疑問を呈して、怒りをかってしまい大左遷。

住まいは江戸の貧乏長屋、身分は「猫ののみとり」、その実態は……。


猫の「蚤とり」稼業は江戸時代に実際にあったらしい。これだけでも「へぇ〜」だが、この作品で描かれるのは、飼い猫主のお宅に上がり蚤を取るだけではなく……と言うわけだ。

鶴橋監督さんは『後妻業の女』の方で映画ネーミングがふるっている。今作も題名を聞いただけで映画館に行きたくなる。今のだらだら長い意味不明のものよりずっと惹き付ける。

それに、三枚目をやる阿部寛がいい。彼の映画の中では『テルマエ・ロマエ』『海よりもまだ深く』が好きだ。そこに『蚤とり侍』が加わった。
寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子さんらが熱演する。
posted by ミッキー at 06:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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