ボストンで暮らす27歳の若者ジェフ・ボーマン(ジェイク・ギレンホール)は仕事の帰りにバーに行くと偶然に元カノのエリン(タチアナ・マスラニー)と出会う。
彼女とは何度か別れてはヨリを戻すという間がらだったが「ボストンマラソンにチャリティーランナーで出るから寄付金を集めにきたの」と言われ、彼女に未練たっぷりなジェフは、なけなしのお金を寄付して、応援にいくと約束した。
そして当日、いつも約束の時間に来たことがないジェフだが、ゴール地点に予定どおり来ていて、エリンがゴールするのを人混みの中で待ち受けていた。
するとジェフのすぐ横で爆発が二度起こり、意識が戻った時はすでに両足が切断されていた。そんな事実を受け入れられないジェフをエリンは片時も離れずに看病して……。
試写でいただいた資料の中に「9964、18066、32880」この数字は2013年に世界で起きたテロの件数、その次はテロで命を落とした人数、3つ目は負傷者の数と書いてあった。 両足を失ったジェフは最後の数の1人だ。
そんなジェフは爆発の瞬間に犯人とおぼしき男を覚えていて、犯人逮捕に重症をおいながらも協力した。
英雄になったジェフだが、義足を付けるまでがとても辛い様子で、精神的にエリンの支え、家族の支えはあっても自暴自棄になる様子も描かれている。
☆去年6月にマーク・ウォルバーグ主演で公開された『パトリオット・デイ』を警察捜査の過程も知ることが出来る。是非、DVDでご覧いただきたい。