途中の足柄サービスエリアで夏みかん2個買った。一個百円で実がしまっていて一番美味しい時期だ。去年はここの夏みかんでマーマレードを作った。けっこう砂糖を入れないと味がマーマレードのようにならないので、やはり自然のままで食べるのが一番。
多分予定の時間、正午前には着くと思うので1時からの試写をどっちにしようかバスに揺られながら迷っている。
京橋のテアトル試写室では7月下旬公開の『ヒトラーを欺いた黄色い星』で7000人ものユダヤ人が戦時下のベルリンで潜伏していて、そのうち1500人が終戦まで生き延びたという実話。
もうひとつは渋谷の試写室の『ゼニガタ』で、大谷亮平主演。昼は居酒屋、夜中は金貸しという話。
ゼニガタは最終試写だけど ナチス物はいち早く観たいし……。と、まだ決めかねている。
🎬『サバービコン 仮面を被った街』ジョージ・クルーニー監督/アメリカ/105分/5月4日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開
アメリカが最も輝いていた1950年代。郊外に新しく開発された住宅街・サバービコンは、6万人の白人家族が住んでいた。そこに1組の黒人家族が越してきたことから、この街に騒動が起こる。
その黒人家族のお隣に住むロッジ家は、会社員の父ガードナー(マット・デイモン)、足の不自由な母ローズ(ジュリアン・ムーア)、彼女の面倒を見る双子のマーガレット(ジュリアン・ムーア)と、幼い息子ニッキー(ノア・ジュープ)が暮らしていた。
彼は、隣家に越してきた黒人一家の息子アンディ(トニー・エスピノサ)と野球を通じて仲良くなる。
そんなある日、ロッジ家に押し入ってきた2人の強盗にクロロホルムをかがされた母ローズが殺されてしまう。ミッチおじさんはしょんぼりするニッキーに「妹を殺した犯人に復讐してやる ! 」と言うが……。
監督さんはジョージ・クルーニー、脚本はジョエル&イーサン・コーエン兄弟。
おお、怖い。家の中も怖いし、外も怖い。家のことは書かないでおくが、外は黒人家族に対する嫌がらせがどんどん加速するのだ。高い塀を建てたり、黒人の家を白人たちが取り囲んで生活を脅かせたり、やりたい放題だ。
もっともっと怖いのは映画のチラシ。これじっくり見たら、ネタバレじゃないのって思ってしまう。今、映画館に置いてあるチラシを丁寧に見てほしい。ミッキーは保存用に1枚余分にゲット !。こんなに怖いお顔のマット・デイモンは初めて。マット・デーモンと書きそうになった。