1991年に出版され、世界中のバーのバイブルとなったレシピ本『シューマンズ バー ブック』の著者であり、伝説のバー経営者チャールズ・シューマン。ミュンヘンで76歳を超えた今も現役でカウンターに立ちシェイカーを振っている。
ヨーロッパでホテル以外にバーがなかった時代の1983年に、ミュンヘンのマキシミリアン広場に食事もできるバーをオープンしたのが始まり。入りにくいホテルのバーから誰でも気軽に入ることの出来る店を開店。
そんなに彼がもう一度バーの原点を求めて世界各地のバーを訪れる。
お酒とはとんと縁のないミッキーだが、観ているうちに雰囲気に酔ってしまった。とにかく伝説のバーマン・チャールズ・シューマンの振るシェイカーから注がれるカクテルがとっても美味しそうだった。世界各国の有名なバーの中でキューバが特に気に入った。
東京の有名店は意外にも数人が座れる小規模なところでマンションの一室で経営していた。店主さんも英語ペラペラ。英語が話せるのも世界的に有名になる要点の一つである。
どのバーテンさんの手もとってもしなやかで美しい指だった。バーテンさんのちょっとしたご苦労話も聞けて、バーのお客になったような居心地の良いひと時だった。
☆今日公開で一番に観たかった『リズと青い鳥』がつまらなかったのでがっくりした。『映画 けいおん!』『聲の形』の山田尚子監督だから期待しないわけにいかない。会場も初日3回目のチケットがやっと取れたが前2列目が少し空いている状態、ほぼ満員。それなのにそれなのに……である。