オープニング作品は『朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト』イ・ジュンイク監督/2017年/韓国/128分
イ・ジュンイク監督は『建築学概論』の方でイ・ジェフンが朴烈(パクヨル)を、彼が愛する女性・文子をチェ・ヒソが演じる。
1923年、関東大震災直後に広がった噂により、関東近郊に住む多くの朝鮮人が殺害された。事態の沈静化を計った日本政府は、社会主義活動をしていた朝鮮人青年・朴烈に目をつけ、彼の同志で恋人の金子文子とともに逮捕する。
クロージング作品は『名前』戸田彬弘監督
直木賞作家・道尾秀介氏が映画のために書き下ろしたオリジナル原案を『ねこにみかん』の戸田彬弘監督が映画化したミステリアスな人間ドラマ。
経営していた会社が倒産したため、茨城にやってきた中村正男(津田寛治)。他人の名前を偽って使い、体裁だけ保って自堕落な暮らしを送っていたが、ある日、彼を「お父さん」と呼ぶ女子高生・葉山笑子(駒井蓮)が現れる。
上記2作品を読んでいるだけで待ち遠しいミッキー。大阪へは7泊予定で行くよてい。今年もどんな映画い巡り会えるか楽しみにしている。
★国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が、2017年に日中両国の国交正常化から45周年を迎えたことを記念して、東京・大阪・名古屋の3都市で中国映画祭「電影2018」が開催される。
http://www.jpfbj.cn/FilmFestival/denei2018/
ここで上映される作品でミッキーがシドニーで観ている『芳華ファンホァ-Youth-(中国語タイトル:『芳華』)』を再度、紹介したい。
🎬『《芳华》YOUTH 』フォン・シャオガン監督/イベント・シネマにて
会場にはミッキー年配の人ばかり30人ほど。若い人は2、3回見回してもいなかった。映画を観た後、なるほどと思った。
軍隊文工団の青年たち青春群像劇。
英語字幕は早く消えてしまい、ほとんどわからずじまいで観たが、1970年代の国の政策下で訓練された「文工団」の様子、そこでのプラトニックな男女の出会い、その方たちの現代の様子まで描かれていた。
オーケストラあり、歌あり、ダンスありの素晴らしいもので、厳しい練習の様子も映し出されていた。
お名前はわからないが(ホアン・シュアンだった)覚えのあるお顔だったし、今年の大阪アジアンで上映してくださるかもしれないのでラインナップ発表(まさかのバッテイング!!)が楽しみだ。
☆「文工団」は歌舞や演劇等々を通じて国家の宣伝を行う部隊。軍人の身分が与えられている。
2月24日公開の日中合作映画『−KU-KAI−』白楽天役で主演を務める俳優・黄軒(ホアン・シュアン)は日本語吹き替え。この『芳華』では生声が聴ける。ミッキーも日本語字幕で観たいがアジアンとかさなっているので、今、すごく悩んでいる……。