2018年01月29日

「トーキョーノーザンライツフェスティバル2018」のお知らせ

2018年2月10日(土)から2月16日(金)までの7日間、渋谷・ユーロスペースで日本未公開を多数含む北欧映映画祭「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2018」が開催される。詳しくはホームページを http://tnlf.jp/movie

上映作品で唯一ミッキーが観ているのは、2017年SKIPシティDシネマ映画祭でグランプリを受賞した『愛せない息子』。是非ともご覧いただきたい作品。

🎬『愛せない息子』アーリル・アンドレーセン監督/ノルウェー

愛する妻を亡くしたヒューティルは、妻と一緒に育てていたコロンビアから迎えた6歳の養子ダニエルとの関係に悩んでいた。

ある日、ドライブの途中で口喧嘩した時に、幼いダニエルを置き去りにしたヒューティルは、ひどく後悔して、こんな状態を打開しようと実母の住むコロンビアに息子を連れて探しに行くが……。


養子縁組みでは保護者である1人が亡くなることは起こりえる。父親は仕事に忙しく養子を母親が可愛がって育てていたので、父親も接し方が上手くないし、子も命令口調の父親に反抗して言うことをきかないのだ。

父親が産みの母親を探そうなどと突飛なことを考えるのは、父親自身にも何か欠落したものがあるのではと思った。とにかく父親は「よくキレる男」だ。

実母探しの実情も「嘘」で塗り固め、お金で人から情報を買い取り、目的に近づくが、その途中でいろんなことが起こる。

この父親はどういう結果を出すか最後の方までわからないが、血のつながりはなくても一緒に暮らして培った「似たところ」で先の光が見えてくる結末に、このコロンビア行きも悪くなかったとホッとした。
posted by ミッキー at 18:05| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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